もはや2199だとか2202だとかでもない、リメイクヤマト(笑)というカテゴリに。
良くできた二次創作以上の物ではないと思ってるのでこういう扱いになるのですけど(笑)
勘弁してくださいな、もう(^^;)
さて、ウチではチャラスケ扱いの、リメイク作品中の島大介なんですが、
今回は、中の人についてのERIのスタンスについて書こうかと思います。
このネタを下さったのは、いつものように航海班総務課庶務係のミナコさんです(^^)☆
[21回]
うーん……
鈴村さんについては、私は特段申し上げることが無いんです。
そもそも、リメイク島大介のキャラクターはオリジナルと180度違いますよ、ってところからスタートだった訳でしょう。
(それ言っちゃったら、古代だって小野さんが富山さんの演技のどの辺を参考にしたのかも、私にはサッパリ分かりませんし、ユキだって人格がまるで違うので参考にしようがないでしょう)
原則として、どんなビッグタイトルでも、
現代は、声優が原作を嗜んで役作りをする時代ではないのです。
ましてや、宇宙戦艦ヤマトでしょ。
文芸として名のある名作ではない(笑)しょせんテレビアニメ。
かつても、
例えば『風と共に去りぬ』ほどの作品であれ音響監督は『原作を読まなくてもいい』と声優さんたちに言いました(これはJAL機内上映版の音響監督が主演声優に言った言葉です。主演声優、仲村さんでしたw)。DVDの音響監督がどういうスタンスだったかは知らんけど。
ですから、1974年版オリジナルヤマトを、
リメイクヤマトの声優さんたちが参考にする必要なんて、さらさら無いんです(^^)
だから、目を閉じて2199を見ると、銀魂の沖田くんがしゃべってるんですよね〜〜(笑)
でも、それで良いのだ。
……ていうか、ここまで言ってしまったら今度はどっかから石が飛んで来るかも知れないんだけどw、
現代の声優業ってのは人気商売なんで、大げさに言えば人気があれば演技の基礎がグダグダでも行ける。それは現場で散々見ました。主役でも漢字が読めない、本読まない、基礎的学力や社会常識ない、そんなんでも行ける。まして、演劇の基本すら怪しくたって人気が出ればオッケー、音響監督も酷いと「誰それさんみたいにやって」なんて言う指示を出して来る(^^;)だから、みんな演技が同じ。代表的なのが、「!」の演じ方。個性ゼロです。若手なんかほとんど同じなので、聴き比べてみると笑えます。あとは、技を出す時なんかの叫び声ね、あれもどれもこれもワンパターン個性ゼロにもほどがある(^^;)
声優さんたちに罪はない。
だって、それが必要ではない作品ばかりだし(特にアニメでは、役を掘り下げようとすると時間が押すので出来ない、だからいらない、と言われます。洋画ならまだしもね)
ひとつが12話しかないアニメばっかりなのだから、仕方がないのです。
鈴村さんは、オリジナルの島大介からは得る物がなかった、的なことをどこかでおっしゃってるようですが、私は「さもありなん」と思います…
(オリジナル時代の声優さんたちは、みんな舞台俳優兼業でした。イマドキの中堅の自分たちとは格が違う、その事実はきっと身に染みて理解しておられることでしょう。それを踏まえての謙虚な発言ではないか、と逆に私は思うのです)
まともに演技のことを考えてやれる仕事ではない現在の声優業……
花形職業ですが、蓋を開けたらそんなもん(悲)
というわけで、暴言はここまでにしまして(笑)
過日、3月9日は仲村秀生さんのお誕生日でした。
毎年、私は一人でひっそりとお祝い申し上げています。
ご命日よりも、ご生誕日を憶えていたいからです。
そして、今日。3月11日は東日本大震災が起きた日でした。
あの地震の前日、私はあの方と新宿でお会いしていましたが、ホンットに11日でなくて良かったと、当時も思いました!まだ杖こそついておられなかった頃ですが、さすがに電車は止まるしタクシーも捕まらない中、都内から帰られるのは大変だったことでしょう。
それも、まだたった9年前のことなのですね…
大震災を経験された方にとっても
9年はつい昨日のことのようでしょう。
私にとっても、彼の方との日々は、つい昨日のことのように思い出されます。
なんて、なんだろうな……
ひっそりでも、やっとこんな風に書いたり出来るようになるまでに、10年はかかるものですよね。
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