大阪駅のホームで、おにーさんと電車を待ってた。
二人並んで立ってたのだけど、私の右側に来た20代の女の子が、私の足元(の表示)を指差して言った。
「ここ、女性専用車両やねんけど」
私(思わず)「うおぅ!」(ワオ!失敬!みたいなノリ)
……いや。
そう指摘されて、一瞬頭が白くなった……
「わわわ私、ニュ―ハーフに見えましたか!バレたか!」……とか。苦笑。
しかし、女性は私ではなく、私の連れ(おにーさん)に対して言ったのだと、直後に分かる。
私たちはそそくさと隣の車両のドア入口のほうへ移動したのだけれど、おにーさんがここで一発。
「あたしオンナよ、失礼しちゃぁう!…」
ちょっと待て(笑)
しかもなんかクネクネしてるし(笑)
最近は、性同一性障害の方も多く、見た目はおじさんなのだけれども心は女性、という方も少なくない………
いやいやいや(^^;)
とかなってたら、
おにーさん「オレが(あたしオンナよ、失礼しちゃう!)…とか言ったらどうするんやろな」
て付け足した。
…ったく、女性専用車両やって、だからどうやっちゅーねん
ぶつくさ言いよるおにーさんは、
やっぱし「
オジサンおにーさん」だった。笑。
この、『女性専用車両にはオトコは入るべからず、たとえ女の連れが居たとしても』という感覚は、東京には無いものだ。
東京ではたとえデカデカと『女性専用』と書いてあっても、男は平気でうじゃうじゃ乗っている。
ところが、大阪では奥さん連れのおっさんが発車間際の電車に乗ろうとして『女性専用」』に気付くと、奥さん共々息せき切って、隣の女性専用でない車両へ乗り換える。
そういう光景を何度も見ている……
なんなんだろう?
そこまで分別しなきゃならんと思う心理は?
『女性専用車両』であると書いてあるだけで、それは法律でもルールでもない。満員ならばいざ知らず、非混雑時でも「ここはオトコダメ」と押し出す理由は一体なんだろうか(笑)
几帳面さだとか、けじめだとか、てのとも違う気がする。
大阪での七不思議のひとつだ。
笑。
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