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The Planet of Green  ☆ blog

   

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あれから一年

まとまりがなくて、すみませんが…
思うことを、書かせて下さい。




拍手[27回]

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バケモノの子

長男と三男が観たいというので(ロードショー記念の3週連続細田作品放送にノセられた、とも言う)行ってきました。

ネタバレにならないように書くとすると……

観る人の立場によって、見え方が違う映画かな、というのが感想ですかね〜



無論子どもたちは、
多分長男も三男も、主人公の九太の気持ちが一番わかったかもしれない。
年齢が近いからね(笑)

長男は、熊徹のことを「オヤジみたい」と言っていた…
図体はデカいけど中身が子どものままの暴れん坊、というところが。
怒鳴るしか物を伝えるすべを知らないところとか。
根はいい人なのに、そういう幼稚で不器用な面でかなり損をしている。

熊徹を見ていて、ああ似ているなと私も思ったけど、
熊徹と元夫との違いは
「酔って暴れるか(夫)暴れないか(熊)」←酒が絡むか否か、ってこと。
「世話を焼いてくれる悪友が居る(熊)か、いない(夫)か」
だろう。
熊徹と九太ふたりっきりでは、多分あのストーリー自体成り立たない。

熊徹と九太に関わる友人、
それもまるで「緩」と「急」のような友人2人が居たからこそ、成り立ったんだと思う。



だから、現実はあんなカンタンじゃあない。
暴れる、怒鳴る、絡む、という方法でしか自分の気持ちを上手く伝えられない者は、見捨てられるだけに終る。しかもいつも酒飲んでそれ、っていうのは、一番手に負えない。
それも含めて自分を客観視して、変えることが出来た者だけが、どうにか生き延びるのだ。
本当を言えば、熊徹にどうしてあの毛色の違う友人がいるのか… 私はそれが知りたかった。
映画を観ながら、私の一番気になったのは、そこだった(笑)
元夫にも、せめてああいう悪友がいれば。
きっと何もかもが違っただろう、と今でも思うからだ。



末っ子の感想はおそらく、主人公の九太と同じかな。
しかも、胸の中の黒い穴を制御しかねている幼い九太だろう。
今は、誰にも何にも封じ込められていない末っ子だけど、
母親の私からみると
その分何か、毎日虚しさを感じて過ごしているような気がしてしょうがない……

末っ子にとっては、
自分にだけは怒鳴ることも殴ることもしなかった父親を、兄貴たちと母親の私が叩き出した……ようなものだ。
未だに「ばあちゃんのでなきゃ、ポテトサラダは食べない」と言い張るのも
祖父の遺影を私の作ったクマの横に並べて置きたがるのも、
私や兄貴たちへのささやかな抵抗だと、思えなくもない。




ま。


完璧な家族なんて、そうそうない。

だから、ウチはウチ、よそはよそ、でいい。




けど、細田監督作品を観ていつも思うのは、
母親に比べて、
父親と言うポジションは、
家族の中で存在意義を確立しにくいものなのだな、ということ。

ただ生活費を稼いでくれば良いってわけでもなく
力仕事なんか息子がいればそのうち親父は用無しになるし
繁殖機能があるわけじゃなし。
いかに子どもが小さい時から誇れるような背中を見せられるか、
その一点にのみ、オヤジの価値がかかっている。

酒やギャンブル、借金、暴力、そんなもんにちょっとでも抵触してれば
一挙に株は大暴落。
自分を守るより家族を守る方を優先出来なければ、これまた用無しだ。

どうやって育てれば、息子がそういう男になるのか(ならないのか)、
それもまたぜーんぜん分からない……
だから、母親の私も、どんな男を生産しているのかわけが分からないまま時が経っている。



まあ…

映画なんかで、子どもが色々と考えてくれるのなら
連れてって正解かな、っていつも思う。
下手なお説教よりずっとマシ、って事(笑)。


次は8月に恐竜映画を観に連れて行く予定〜〜〜。




拍手[6回]

黒いモヘアのコ。

うふ!続・素敵な奥様!

黒いベアが9割完成しました。

お腹の所には、息子たちの学ランのボタンをつけようと思ってたんですが、いざ用意してみるとボタンって案外カッコつかず。大きくてプラプラしてるので安定感が無い…
そこで学校の校章を付けてみました。
記念にしろ、どうせしまっとくだけのものだから、だったら目に見える所に……と思って。



ナナメ掛けしてるのはガンベルト……じゃないですよ(^^;)ただのストラップです。
ていうか、ガンベルトっぽいものを作れ、銃か剣か盾を持たせろ、って息子たちが言うんですけど、イヤンそんなの〜そういうテイストじゃないの!って突っぱねてます。
(でもそういうのもなんか似合いそうだな〜w、立体機動装置とか?作れないケド)


一応ね、首に巻いてるのはオシャレなシルクのリボンなのよ〜〜〜〜〜




顔はこんな感じ。

ちゃんと口元の刺繍もしてあるんですけど、写真じゃわかりませんな。
黒いクマは撮影がとても難しく、大体撮ったあとに画像ソフトで見えやすく加工してます。そうしないと何がなんだか分からない……








このモヘア、ちゃんとしたメーカーのものなんですが、500円の特価ハギレを2枚、つまり1000円で作れてます。目はパープルのイングリッシュグラスアイなんですよ。目も400円くらいかなあ。単価が一番高いのは、首に巻いてるリボンだったりして……





このあと、手足のパッドに爪の刺繍をして完成です(^^)♡

拍手[4回]

素敵な奥様♡

うふ♡

久しぶりに、素敵な奥様モードでいっちょ行きますわね♡
(キモイぞ)

まずは衣装から。
(何ごとも形を大事にね♡)

これから、本格的モヘアを使って、作りかけのテディベアを縫います♡
まず、白いストッキングを履いて〜、ふんわりスカートを。
上は白いブラウスが良いですね〜(^^)

モヘアは散らかるので、黒っぽい服はNGですよ。
エプロンを着けるか、膝の上に奇麗色の布を置きます。
お針箱と、くず入れを近くに置いて、背中に手縫いのカバーをかけたクッションを当てましょう。

準備は良いですか?

うふ!

針に糸を通して、チクチク再開〜♡

今は、こんな子たちを縫っているの。
ミシンは一切使いません。
一針2㍉幅の半返し縫いで、丁寧に縫って行きます。



モヘアはドイツ・シュルテ社のラティニティ・ゴールド・モヘア。
耳はまだ仮止めです。
目はイングリッシュ・グラスアイ。
鼻と口は5番の刺繍糸で、これも一針一針丁寧にサテンステッチを施します。
笑ってるみたいな口元に刺すのが結構大変です。

モヘアの裁断もコツがいるんですよ。
もったいないからといって、毛の流れを無視して裁断すると、可愛い毛並みが出ないし、お顔が歪んだりします。



色んな角度からみて、可愛い表情になっているかな?

絵とは違って、立体、三次元ですから全方位から眺めて可愛い、を目指さないとなりません。彫刻と一緒かなあ。

平行して黒いお顔の子も縫っています。
お顔ばっかり溜っちゃって(笑)早く手足を縫って付けてあげなくちゃ〜〜。




黒い子は、お腹にボタン代わりに次男の高校の制服のボタンを付けて上げる事にしています。
使わなくなったランドセルから、小さいランドセルを作り出して記念に取っておく…っていうのがあるでしょ?それと似てますね(^^)



手縫いの作業は、ゆっくり、ゆったり、笑顔で行わないとなりません。

なんでかというと…


顔のあるものは、その時の作り手の気持ちを敏感に反映してしまうから。

怒りや悲しみ、辛さ、寂しさ……
そういう感情は特に、ベアの顔に投影されてしまいます。
目がきつくなっちゃったり、怒ったような顔になっちゃうんですよ。

だから、気持ちが幸せでないと作れないんです。


うふ(^^)


ベアを作り始めたのは、ちょうど一年前くらい。
家の中が落ち着いて、やっと笑顔が戻って来た頃からです。
それまでは、買って眺めているだけでした。
ああ、こんな幸せそうな顔のぬいぐるみ……一体誰が、どんな風に幸せを注ぎ込んで作っているんだろう?そう思って、羨ましかった。
このベアの微笑みを、幸せを分けてもらいたい、そう思って、ベアを眺めていました。


絵は、案外メンタルがメチャクチャでも描こうと思えば描けちゃいますけど
立体はそうはいかない。
例えば、絵で、「この一筆に微妙な感情を込める!」っていう部分があるじゃないですか。
目の表情や口元の表情で、絶妙な、ドンピシャなラインっていうのが。
それを、線ではなく立体でやるわけですね。
すごく難しいけれども、思ったようになった時は、すごく嬉しい。


立体で、っていうのの例が、これかなあ…


耳の位置で変わる表情、でしょうか。



 

このコですが…
耳の位置が、上の方です。得意げな顔です。大人のクマ、っぽいですね。



耳を下の方に付けてみました。幼い感じになります。



少しだけ、上の方にずらしてみます。だんだん分からなくなって来ますが…(笑)



目の色を緑色に変えています。それだけでもこんなに違う顔に。

結局、このコは、最終的にこうなりましたが↓






そして、やはり絵心があるとないとでは、お顔の造形の出来の程度も変わります。
作ったベアを見た人が、可愛い〜♡って喜んでくれると、
ああ、絵が描けて良かった、って思いますよ。
自分も嬉しいしですしね〜〜(^^)


指先は指ぬきをしていても針でよく傷つけます。
一つベアを作ると、両手がボロボロになってしまいます(笑)
治るのを待って、また作る。
首や背中が痛くなるし、ストレートネックにもなりやすい。
でも、自分の幸せな気持ちを託す子たちだから、苦になりません。

自分も、幸せでいようとしますもん。
可愛いベアを作るためには、自分が幸せでないと駄目ですからね(^^)

それに、案外これは、誰にでも作れます。
絵心があった方が可愛い表情は出しやすいですけど、
あればラッキーくらいなもの。
必ずしも絵が描ける人ばかりではないですからね。
お料理と同じで、誰にでも出来ますよ。特殊技能でも何でもないです。



こうして手縫いで丁寧に作った本物モヘアのベアは、何十年も保ちます。
絵も、油絵なんかは100年経っても大丈夫だったりしますが
デジタルイラストや紙の作品はなかなかそこまでは保ちません。
作った時の、幸せな思いをそのまま閉じ込めて、
また誰かにその幸せを繋いでくれる……それがテディベアです。


うふふ♡






拍手[5回]

すみません。2199関係の絵は、描かないんです。

ああ、めんどうくさい。

このブログも、そろそろ速攻でコメント反映するタイプじゃなくて
管理人承認制にしなきゃだめなのだろうか。

拍手コメントも出来ないタイプに変えた方がいい?

こんな僻地に来てまで、
下品なpixivみたいなコメント残す人がいるから……
だから2199が嫌いなのよね。
まあ、2199のせいじゃないだろうけど。


すいませんが、私はリクエストには応じてません。
気が向いた時にしか絵は描かないし
しかも2199絡みの絵は描かないって決めたんです。
コメントも気に入らなければ勝手に消去しますよ。
私、自分勝手なんです(^^)


ご了承くださいな。



拍手[3回]

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