忍者ブログ

The Planet of Green  ☆ blog

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

背景が多分感性を歪めてる…

ええと〜
一夜明けて(笑)。
つか、二夜か。


第6章、PV 担当の某氏がココを覗いて下さっていた、ってことを知っていて暴言吐きましたが。
反省はしていない(キッパリ)笑。

つか、あれ、かなり正直な感想だからな〜。






私もたまに、アニメやマンガに対してすっごく真摯な描写で感想を書いてみたりするけど、私にとってアニメやマンガはその他の娯楽と同じ。ぶっちゃけて言っちゃえば(これも暴言なのでしょうけども)ラヴェルのピアノを聴く時も、日本フィルのオケを聴く時も、薪能や舞台を観る時も、フィギュアスケートを観る時も、ハリウッド映画、邦画を観る時も、感性は全部一緒なわけである。
クラシックだからアニソンより上だとか、
舞台芸術の方がお笑いステージより上、とかいう、
んー、そう、『格』によるカテゴライズ…みたいな感覚は、実は私の感性の中にはない。
すべてにおいて、私は天井桟敷の人間で、どんなに高い料金を払って観ても
詰まらないものは詰まらないし、面白くないものは面白くない、って言う。
ヘンだと思えばヘンだと言うし、それで恥かいたとしても裸の王様よりはマシ、って思ってる(笑)。



……低俗?
まあ、俗物なのは間違いない(笑)。
でも、私の中では、上に書いたようなものは全部、
ただ私がヒトとして楽しむため、脳みそや身体をリラックスさせたり興奮させたりして明日へ生きる希望にするためのモノなんだな。大げさだけどな。

そう言う、正直な、真っ平らな感性でもって2199を観た感想がね……

特に、七色星団会戦と囚人惑星と雪の珍道中(^^;?あれ?)とが一緒くたに描かれたことに対する「ビミョーな拒否反応」だったんだよねえ。



物語って、オムニバスな構成にすると、どうしても全体として「動」というよりは「静」になるよね。
それは、ほとんどどんな作品においても必至。
あっちを描き、こっちを描き、な構成にして、芯が一本通ったスリリングでスピーディで、なおかつ熱い物語に織り上げられてる作品は、そうそう『ナイ』。
今回の2199にも「あわわわわ、今度はそっちか!」みたいな目まぐるしさが終始つきまとう。
そのおかげで、かえって観ているこっちは冷静になってしまうわけだ。
「動」だったのは、囚人達の脱走とユキとノランの逃避行、薮、駆けずり回る古代。
でも、メインの七色星団会戦は「静」……


七色星団会戦を「静」として描く必然性はなんなのか。
私は、あれを「イイ〜!」とは思わなかった。
バトルアニメを観てるのに、一番イイトコを粛々とやってどうする。
なんか、それが作り手だけが満足してる前衛の舞台を観てるような感じで詰まらん!と思ったのだ。
もちろん、あの「動」と「静」の対比を秀逸、と見る人もいると思う。
それはそれでいいのよ。感性の問題だから。
好き嫌いの問題だよね、ぶっちゃければね。


…という前置きをして、もう一度(笑)。
七色星団会戦を「静」として描いたのは、どうしてなのか。

突き詰めて行けば、それは総指揮を執る制作者が、あの作品において何を最も主張したかったか…に帰結する。んではないだろうか、と思う。

だって。

ヤマトとドメルとの戦いを、存亡を賭けた「地球人の」戦い…という視点で観たら、
例えば「誰かが亡くなった瞬間にそれを「ハッ」と感知する配偶者」の図は、
エリーサじゃなくて地球人の誰か、…であるべきだ。
あのドメルとエリーサの絆が、地球人の誰かとヤマトの誰かの絆を差し置いて殊更に美しく描かれた意味、それを考えれば、総指揮を執る彼が、2199で何を最も描きたかったかがはっきりと分かる。

宇宙の果てで、同じヒューマノイド同士の戦いに哀愁?
旧作ならわからなくもないけど、2199でそれはナンセンス。

単に、総指揮を執る彼が好きな世界観を美化して描いた。
ガミラスを描きたい、
それに重きを置きすぎな印象がどうしても否めない。

豪華な製作陣の存在も、それを裏付ける。
みんながみんなして「オレヤマト」を実現した成果というか(笑)。
まあもちろん、旧作だって西崎Pのオレヤマトだった。だけど、変な話で、
見せ方は数段上だったんじゃないか、とやっぱり改めて思うのだ。
簡単にいうと「勧善懲悪」水戸黄門的な素直な作り。
その芯がちゃんと一本通ってた、そのことが意外に重要だった。
制作者として、視聴者に敬意を表して作品作りをしていたというかね。
自分のやりたいことを嫌というほど追求しつつ、同時にどういう展開をすれば視聴者に最も満足感を与えられるか、っていう計算が実に絶妙だったと思うわけ。
対して2199には、それが感じられない。
制作者も総指揮も全員、いちファンであって、提供者じゃない。
二次創作ならそれでもいいけど、リメイクって二次創作なのか?
そういう狭い意識で作ってるのか。


例えば、どこに感情移入をすれば良いのか、2199ではそれが不明瞭なわけよ。
現実は確かに「どこに、誰に感情移入するべきか」なんて、不明瞭なのが当たり前。
だけど、あれはエンタテイメントでしょ…?
視聴者として、「宇宙戦艦ヤマト」を観てるんだから最初は「ヤマト側」に感情移入して観るように作ってたわけだよね?
なのに、だんだん訳が分からなくなってきたのはどうしてだ?(笑)
細かいとこばっかり描くから、中心に据えるべき「芯」が見えなくなっている。
それをオリジナリティというのかもしれないが、だとしたら視聴者をナメている。
混乱させたり選ばせたりするには、あまりにも尺の割に選択肢が多すぎて、つまりは「またここから妄想膨らまして二次、三次を作ってちょ」とでもいいたいのか。コミケノリか?って思っちゃう。やっぱり、ファンフィクションの域を出ていない。


話を戻すと。
ERIはいち視聴者として、地球人としての立ち位置であれを観てるんだけど、
だんだんそれは間違いなんじゃないか…って思えてきてる。

あの物語は、地球という野蛮人に罪のない辺境艦隊を一方的に叩かれ、仕方なく報復攻撃を始めたら隣の星からアッチ側にテコ入れがあり、したくもないのに大規模戦闘がはじまり、そうこうしているうちに愛すべき家族が巻き込まれ、全体が死んで行かなくちゃならない星の運命… 
そういうお話を見せられている気になってくる。
ヤマトは、完全にヒールだよね。
波動砲を作った真田は悪の科学者でしょ。
たった一隻で、何万の艦隊を翻弄して壊滅させる魔性の船……
私にはだんだんヤマトがそういう風に見えている。
そういう風に見れば、ドメル戦が「静」であっても、それはむしろ、仕方のないこと、って思えてくる。


けど!!!

なんか違うでしょ!!
宇宙戦艦ヤマトって、そういう話なの?
二次創作ならそれでもアリだよ、いいんだよ?
でも、……あーうー……。

地球で待ってる人たちはどうでもいいのか。
ヤマトは何のために戦ってるのか。
そもそも、第5章までの温い艦内生活、必死さは微塵もなく危機感もない。
そこへ来て、必死に生きてる描写をされてるのはガミラス人たちで、地球人じゃない……

これにどうしても、同調出来ない。
何のリメイクしてんのか、わかんない。
ヤマトと戦うガミラスの話、をリメイクしてんの?







笑……

何でこうまで突っかかるかな、って思ってる?
(^^;)
いや、面白いよ?面白いってば。
だって、初日にBD買えなくて、しょうがないから翌日疲れた身体引きずってもう一度劇場まで行って、BD買ったくらいだからね。ほんとはそんなモンにお金使ってる場合じゃないのに、9000円も使ったからね(爆)?
そのくらい好きだよ、ヤマトがね。



うーん…
好きだからこそ、肩すかしを食らったのがマジで悔しいのよ。
「静」に徹したポエムなドメル戦、なんて見たくなかったんだよ。





その理由は多分、簡単なのよね。


私自身が今現在、リアルな生活の中で戦っているから、だと思うわけ。
生きるのに必死、家族を活かすのに必死。
人として感性をニュートラルに保つのだけでも必死。
だから、のほほんと生きてる人を見るだけで不愉快。
ヤマトの艦内が、すごく快適そうなのが不愉快。
お前ら戦争してんだろ、もっと緊張しろよ!…って。

笑。

つまり、アタシ自身が今、戦後のハングリーな日本人みたいな感じだから、なんだと思うわけ。


旧作ヤマトは、そういう時期に作られました。
だから、一本筋で「誰かを守るために戦う」とか「愛」とか、テーマとしては単純なモノが視聴者の心にもしみた。
命をかけて戦うとか、そういうのがリアルに感じた、視聴者もまだ戦ってる人が多かったから。
ドメルの意地と、沖田の意地が、両方の星の命運を賭けた命のやり取り、って思えたのはそういう背景があったからだった。
歌なんか歌って、死を決意。
そんなご臨終はリアリティがない。
本当に戦ってる人間は、「みんなでいっしょに」なんていう心の余裕はナイ。
もっと醜いし、もっと悲惨。
阿鼻叫喚、っていう描写は2199にはないけど(囚人は別w)本当はそういう地獄絵図があるはずで、
「静」のまま戦死するなんて男(漢)じゃねえよ!って思うのだ。
足掻いてない、生きようともがいてない。
反省するドメルなんて見たくなかった。




それもこれもねえ、
自分が戦っている戦いほどに熾烈じゃない、あの2199の描写が、
ホンット悔しいからなのだ。
ドメルもヌルい!
沖田もヌルい!(笑)
分かり易くもっと熱くなれないのか!
血湧き肉踊る熾烈な戦闘をかいくぐって、手足もがれて辛くも勝利!みたいなのが、本当は観たかった!!!
下っ腹えぐられた、ボロボロのヤマトが見たかったんだよ!!(……^^;)
ヤマト、すげえ!!生き抜いて勝利するって、こんなにすげーコトなんだ!!って、
ヤマト観て思いたかったんだよ!!


波動防壁に守られて無事な第三艦橋、それが今回の2199の象徴、じゃないだろうか。



(え?…だから、タイトルに書いたっしょ?ERIのバックボーンが、感性を歪めてるんだよ、って。もっとね、男っぽいのが見たかったの!女のあたしにはしたくてもできないような、泥臭いのが!そうやって、勝って欲しかったの!!ヤマトに!!ポエム読んでるみたいな戦いはつまんないんだよ!!)← なんか手負いの獣みたいだな……(^^;)






拍手[18回]

PR

第6章チャラスケ速報

んー。

島ファンに告ぐ〜〜。

今回の2199は観なくて良いよ(^^;)
一応、七色星団会戦は勝って、ドメルは予定通りお亡くなりに。
でもゲールくんは生きてるんだよ(笑)
その辺のあらすじは、旧作と同じなんで。


まあ、なんというか、その。
シナリオ一生懸命書いた感はあるけど、
え〜〜〜と、
え〜〜〜〜と、
え〜〜〜〜〜〜〜と。


「つづき」に書いた方が良さそうだな……(^^;)

拍手[5回]

このところ


どうも疲れが取れません…

ていうか、多分こんだけ色々重なると寝ても寝ても駄目、なんでしょう(笑)。

頼みの綱は、島…じゃないや、自分の体力だけ、なのですが
それが怪しいって言うのは、ちょっとおっかないですな…。

慢性腎盂炎ぽいから、腰がいつも痛いし。
これ、どうなのかな… 
クランベリーを飲んでるけど、一応そんなに異常は感じないんだけども
あからさまに腎臓周辺が痛い、って感じなんだよね、普通の腰痛じゃなくて。

………たまには潔くぶっ倒れて、入院生活を1週間とかしてみたい。
んだけど、そんなことしてらんない、ってことになっててなあ。


小学生の息子なんか放っておきゃあいいけども…兄貴達も居るしね…

グラマリールを盛られている母親が、さらにおかしくなってきまして…
担当介護士さん曰く、
これは脳神経外科に見せた方がいいんじゃないか、と。
でも、そうするためには施設を出なくちゃならない、わけで…
(説明めんどくさいんでしないけど、要は保険制度の制限の問題。法律でそうなってるのだ)

となると、
自宅で見るか
さもなくば有料老人ホームか。

自宅はムリ。
有料老人ホームなんて、月30万くらいかかる…

うーむ。
これは、どう言う意味だろう……
シネ?ってこと?(笑)


おほほほ…
笑いしか出ない状況なのですが、
ERIは今日も笑顔で頑張りますわよ〜。
一昨日よりさらに状況が厳しくなってきた〜(くそ笑)


しかし、気がつくといつもなんとかなっちゃってるので、今回も何とかなるしかないでしょう……(って^^;)


かといって、絶対に自分の夢は諦めないから。
自分の人生、邪魔されない程度に、手を抜いて立ち向かうしかねーな、こりゃ。
遠足やってるみたいな温い2199より、自分の戦いの方が熾烈、って感じで、
人生ってのはまったく面白いです……くそ。


※追記。

てなわけで、土曜日…伊助さんちの絵チャに一人でいたのですが、
うっかり放置しましてお客様が来られたにもかかわらず無反応、って失態を晒しました(爆)
すすすすいません。

一応、謝罪を…(お心当たりの方、いらさいますよね?w)

悲しい置き手紙を見つけて、古代がおののいています…
どうかご勘弁くださいまし〜^^;

20130609.png

拍手[5回]

女体化のナゾが解けた



んも〜〜〜。
あんまりみんなが「島がニョタイカ?!」って騒ぐから。
冒頭8分でタネ明かししてるじゃないの〜〜〜(^^;)


※ あ、こっから下は、冒頭8分を「観ないっ!!」って決めてる人は読んじゃ駄目よ。
ネタバレてますから(w)。

















シュルツと同郷の二等市民を使って、雪を拉致する(ああ、それで「ヤマトにイスカンダル人が」って話をしてるんだね…)算段を立てたわけだ。
そのメンバーの中にいたのが、島そっくりなオンナノコ、だったんだね〜〜。

つかさあ…

何であんなに島に似せてるわけ?
何か意図があるわけ?
実は親戚?w

で、なるほど…

潜入組は、百合亜に憑依しているユリーシャじゃなく、
サーシャそっくりな雪を、勘違いして拉致する……って展開なのかな?


島と新見さんが妙に親しいのが、
やっぱり気にいらないERIであった。

そういや……


ずっと前に(かなり前だよw)島とテレサのオリストで、無人艦隊基地に居る島に、
部下が言い寄る話を書きかけていたんだけども(笑)
それが見事に、心理カウンセラーの才女、って設定だったなあ……。
書きかけですが、読む?(笑)

まだ途中なんで、サイトじゃなくブログに載せる、って感じかな…
え?そんなん読みたくねえ??(^^;)

まあ、ERIの書くものだから、結局は島が才女のアプローチを振り切って
テレサに操を立てる、みたいなオチになる予定だと思うよ〜〜〜(w)。




っていうか…

もうすぐですねい、第6章公開。
今回は、紗月お姉様のオフ会に途中参加させて頂くことになっております。
2199自体は、地元で朝のうちに鑑賞予定なので、ご一緒させて頂くのはその後ですかね。

うふふ。



拍手[2回]

拍手コメへのお返事<特別編>

ええとお〜〜〜。

口は災いの元、とか…イヤイヤ(^^;)

こちらに見えてくださいます皆様は、とおおおっても優しい方が多くて。
ERIはいつもとっても嬉しいんですよ。
けど、どうも私は欲求に素直すぎて、言い過ぎる嫌いがあるようで。



以下、珍しく絵による拍手へのお返事です(^^;)。
カキュウテキ速やかにお返事せねばと思ったのが、これ。


■青★さんへ

20130605a.png





…ということなので、なにとぞ気になされませんよう。
ERIの書き方が悪かった。
許してくれ!!


■ようこ★さんへ

20130605b.png





チャラスケだってオケラだって〜アメンボだって〜〜
みんなみんな生きているんだともだちなーんーだー(何かっ激しく違…)

ええ、頼みの綱なのに………orz

尚、画面右下で「謝っちゃえ」と言っているのは、
監督ほか製作陣が、島(&島ファン)に対して、今のうちに悔い改めたらどうだ、なのでありますよ。
島なめてっと、ヤマト転覆するぞ!ゴルア!みたいな?(なんてはしたない島ファンなんでしょう…)


■お姉様へ

20130605c.png





真田さんと私は、同じ物が好きみたいです。
お姉様の温かな気遣いに、涙がチョチョギレているようです…(っていうか!チョチョギレてるとか…死語…)orz
あれ?つか、左利き?w


………Jさん……
一緒に泣こう!!
……しかし、多分技師長(副長)はどっちにしろ美味しい所をそのうち持って行くに決まってるし、前回も美味しい所を頬張って行ったし……イマイチ、コレジャナイ感がある…





さて、今回は分かる人にしか分からないというお返事でございましたが、
毎回これをやって〜〜とか言われると困っちゃうので、今回は<特別編>ってことでひとつ(^^;)。


※ 協力(つか、勝手に使ったんだけどw)=伊助さんちの絵チャ場
 

拍手[1回]

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新コメント

[02/29 ERI]
[12/08 くえすちょん]
[11/18 某ましゅ]
[11/18 ERI]
[11/18 某ましゅ]

最新トラックバック

プロフィール

HN:
ERI@Endorphin
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R

Copyright ©  -- The Planet of Green  ☆ blog --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]