忍者ブログ

The Planet of Green  ☆ blog

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

まだ観てないのですが、ネタバレブログを読みました(笑)

(^^;)

各章ご丁寧なネタバレのある、テキストのみの某ブログを読んだので、大体の展開は分かったような。

………ネタバレブログかい!!

ええ、突っ込んで頂いてよろしゅうございます。


そもそも、私って昔から、ネタバレ大歓迎なんです。

(それはね……あらすじバラすっていったって、よっぽどの作家でもなきゃ、観て来たことを正確に伝えられる人は稀でしょ。プロが考えて作った物をその意図含めて全部伝えられるシロウトなんておらんのだから、詳細なあらすじを事前に知ってることは、何も損じゃない、って考えだから。)

そのあらすじを、実際の作品中でどれだけ製作陣が見事に作品として作り上げているか、を観るのが好きなんよ、私は(エラそうに…w)。


ところがね。


(この辺でつづきに移行するか〜〜)


拍手[15回]





ところがね……

詳細なネタバレブログを読んでみると、やっぱりほぼ皆様、福井さんのシナリオをこき下ろしてるんだよね〜〜。

昭和の整合性の無い子どもアニメなシナリオ、っていうERIの見立ては間違ってなかったナ、みたいな。
(最近、『チャージマン研』っていうちょうど1974年頃やってた短編アニメがようつべで人気だけど、とにかく基本設定をぶん投げる、ご都合主義満載な展開が特徴。2202は、まるであれを彷彿とさせるお話作り。福井脚本は、あの頃のシナリオ作りが染み付いちゃってるみたいな気がする。失礼ながら、福井さんは脚本家ではなく昭和のラノベ作家なんだと思う…)


オリジナルのヤマトも「チャー研」臭が漂ってるが(笑)、
オリジナルヤマトは昭和のアニメだから許されるのよ。
それをね…
40年後同じことやったらイカンよ。



で。


個人的に、ネタバレブログを読んだ感想を書くと。
(あくまでもね、まだ観てないんだからw)


アベルト・デスラーの「小物感」が、やっぱりどうにも居心地悪い。

ヒットラーが総統に成り上がるまでの苦労話なんて知らなくたって良い、ってのと同じで、デスラーは「得体の知れない大物感(ちょっと勘違い入ってる)60%」と「得体の知れないセレブ感(ちょっと勘違い入ってる)30%」と10%の愛と狂気……で出来上がっている方が良かった。

バックボーンの想像出来るラスボス、なんてのはやっぱボスキャラとして弱いよ。
その生い立ちだの身の上話なんかに一般人の我々が共感できるなんて、そんなの王様じゃない。

これは、ズォーダーにも言えることで。


(ていうかさ〜〜、得体の知れない威容、っていうのが私は好きなんだよ……絶対勝てそうも無い相手に挑んで勝つ、っていうストーリーの方がカッコいいじゃん、分かんないかなあ〜〜〜ったく…)


つまり、2199も2202も、
近代の物語にはありがちな、
「敵も同じ人間」みたいな設定を殊更に盛りすぎているのが敗因(負けちゃったよ…)だと思うのであります。

昭和のバトルもののラスボスは、得体の知れない恐ろしさがあった。
戦時中の日本人が「鬼畜米英」と言って「得体の知れない怖いものと戦闘している」という気分が残ってたのと同じなのかもしれないが、相手のラスボスはそういうものとして描かれてた。
そののち、
1980年代にSFアニメがじゃんじゃん作られるようになって、逆にそーいうんじゃなく、
たとえ異星人とはいえ敵の兵士もトップも人間で、同じように苦悩したり家族を愛したり…っていうのが増えて来た。


しかしね、
今の時代。

そんな当たり前の人間模様をぶっこんだって、別にもう感動しないんだよ。

逆に、今の時代だからこそ、
時代を逆行したっていいから、
「一体俺たちは、何と闘っているんだろう?!」と戦慄するような、
そんな得体の知れない恐ろしい相手とヤマトを戦わせて欲しかったんだよねー。
SFなんだからさ。
そうそれよ、SFなんだから!!
同じ星の人間じゃなく、異星人なんだよ、相手は。
同じように苦悩したり人を愛したりするか、っての……

ウルトラマンティガで、
ある怪獣がガッツの隊員に「キミタチハトモダチ」というメッセージをくれるんだけど、
その怪獣の認識としては「トモダチハ タベモノ」だったのよね。
だから、トモダチ、と言いながら攻撃して来る。
異星人って、そういう意思の伝わらなさが醍醐味じゃないの??

なんなら、あのマッパの意識集合体のテレサと戦うことになったとしたら…
そっちの方が面白そうじゃない?
あの姿で、コピペ艦隊を一瞬で焼き尽くすとか、もうその方が絶対コワイ。
ヤマト世界で、最強は誰(何)かっつったら、やっぱりテレサでしょ。
そういう感じの破格の新しさを、ヤマトに期待してたんだよね、ERIは実は。
それをね、荒唐無稽じゃなく作品として収束させる技量が欲しかった。
けど、当たり前だがそんな技量のある監督はいないよね……だから庵野さんだって手を出してないわけだよ(いや、絶対福井さんや羽原さんより庵野さんの方がクリエイターとして上だって)。
それが出来ないんだから、だったらオリジナルに忠実に、おかしなところだけを直し直しして、映像だけは今の状態で完璧に仕上げた、そういうリメイクが良かったんでないのかね、って話。


けど、脚本書いてるのが自分と同世代の、
作家でもない視野の狭い普通のアニメシナリオライターだとすると、
それを期待するのは荷が勝ちすぎたよねえ。

(まーーーー!なんて身の程知らずの毒舌なんざましょう!ごめんあそばせ!!)←反省してない



ことに。

今回2202でのヤマトクルーは、公私混同甚だしいことオビタダシイ。

古代が任務や地球の命運よりも「ゆきーーー!!」を選んじゃうこととか。
今回の、サブちゃんのやっちゃったコトとか。

いい?
君たちは戦争してるんだよ。
恋人だの家族のことなんか、戦場に持ち込んじゃ駄目なの。
これね、シナリオさんにも言いたいね。
話全体をウソ臭くしてるのが、それだってこと、なんで気が付かないの?
私だったら、
私が脚本書いてる立場だったら、恥ずかしくてそのまま制作になんて回せませんよ……
(これは暴言じゃないですよ。自分であの脚本書いたと思ったら、恥ずかしくてプロとかいえないわ!)




さて。
メカいきましょう。

ところどころ復活篇のヘンなメカがちらついてますが(笑)

なんか、非難ゴウゴウなヤマト型戦艦「銀河」。

ERIはあれは別にいんじゃね?と思います。
きっと沖田さんも同じところで療養してて、復活して来るから見ててご覧なさい?(笑)

トランジッション波動砲もいんじゃない?
ホーミング型トランジッションも出て来る?
ワープ中の戦艦をホーミングできる波動砲とかカッコよくね?(おい)もう無敵。
つか、復活篇ではあれ一発で波動砲口が破けちゃったけど、2202だとどうなるんだろう?
(つか、結局サブちゃんがスイッチ消しちゃったんだよね?)


しかし(笑)銀河のデザインが。

ヤマト型、って言ったって。
バルバス・バウ(球状船首)があるってだけのことで、
はっきり言って、新造艦にその構造が必要か?って言ったら地球上の海の上でだけなら必要かもしれんけど、宇宙では要らん形。ダミーなの?実は風船とか(笑)。

元々のヤマトのコンセプトが、急日本海軍の大和を艤装したものだっていうのだったから、艦首がああなっただけのことで(笑)

松本先生が抜けたあとで、あのデザイン持って来るなんて、
いやーんやっぱりカッコ悪。つか、アタマ悪。


(ああ…  こんなに暴言ばっかり書いてたら、マッパのテレッサにビッグに怒られちゃうー)





ま。
以上、すべて、ただネタバレブログ読んだ感想ですから。
(笑)



PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

一言言っていいですか?

  • by 某ましゅ
  • 2018/06/02(Sat)20:30
  • Edit
Fさん!
小説家一本で頑張ってね!

受賞以降、リメイクアニメの脚本にばかり手を出してるのは何故かな?

※個人の感想です。

Re:一言言っていいですか?

  • by ERI@Endorphin
  • 2018/06/04 00:21
>某ましゅさん

ですよね〜〜〜〜〜。



>Fさん!
>小説家一本で頑張ってね!
>
>受賞以降、リメイクアニメの脚本にばかり手を出してるのは何故かな?
>
>※個人の感想です。
>

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新コメント

[02/29 ERI]
[12/08 くえすちょん]
[11/18 某ましゅ]
[11/18 ERI]
[11/18 某ましゅ]

最新トラックバック

プロフィール

HN:
ERI@Endorphin
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R

Copyright ©  -- The Planet of Green  ☆ blog --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]