2199第5章、冒頭9分無料配信やってますねえ。
「見ない!」っていうヒトも多いみたいですが、ERIはネタバレにむちゃくちゃ寛容なため、もちろん観たよ(つか、むしろネタすべて事前にバラしてもらう方が好き。ネタバレしてても、直に見てるわけじゃないので。自分の想像を上回ったときが嬉しい。反対に、自分がネタ仕入れてから観に行って、想像ほどじゃない、とか、期待はずれだったらガックリだけど)。
まだ1回しか観てませんが、記憶に残ったのは
■閣下!!動物の好みがなんとERIと一緒!!
■玲と篠原と古代とユキ(笑)。
■百合亜を盗撮する太田。
■真田さんの一言。
■虐殺シーンが執拗
そんなとこでしょうか……(w)
特に、デスラーに小動物を愛でる嗜好があったとは、想像を絶する誤算w。
つか、原作ではモロにヒットラーを意識して作られてるキャラですが、
2199の閣下はなんか違いますね。
やっぱ、何も知らずに部下に陥れられちゃうボン、なんだろうか(w)。
島は?
つか、チャラスケは?
あー。
いたんですけど、影が薄いね〜〜〜!!
いやあ、薄い!!
ドロロ兵長より薄いよ(^^;)!
まあ、このあと第一艦橋ハイジャックの大立ち回り、が期待出来るので黙ってよう。
さて…
またしても、「つづき」にボロクソ意見です(こら^^;)。
[5回]
*******
ここから「つづき」
「オリジナリティ」という視点で観て、質の高いリメイク作品、なんてのは
存在しない。…それって、真実だよなあ、と思う。
思いません?
冒頭9分を観ていて、何度かそう思ったんだなあ。
あ、ボロクソに書いてるな、って思えるかもしれないけど
別に批判してるんじゃないよ(笑)?
愛すればこその愛のムチ、つか(^^;)
単に気がついたことをつらつら書くだけだし、ましてや賛同して欲しいなどとは
微塵も思っとりゃーせんですたい(^^)。
さて。
2199の制作方針ですがあ…
確か「ヤマトを観たことのない若い世代にも支持されたい」から、
アホ毛出したりエロコスチュームだったりしてる、んだよね?(←語弊ありまくりw)
作り手達は、原作を知らない人たちにもファンになってもらいたい、と、
基本思ってるはずだよね?
…のわりには、
原作頼み、原作頼り、な描写が多くない?(^^;)
例えばさ…
今回の冒頭の、食堂での真田さんの一言に私は吹いたクチなんだけど…
あれは、
「
あの真田さんが、真田さんらしい…(w)いや、真田さんらしくもない(?)一言を言った」という、
「原作あってこその笑い」じゃない。
これ、まんま二次創作の常套じゃない。
ことに人物描写にかけてはその傾向が強いよね。
ま、短時間にたくさんのキャラを出さなきゃなんないから、
既知のメインキャラについては二次創作っぽい動かし方をするのが得策、といえば得策。
「古いファンなら『少しでわかる』から」。
けど、逆を言うと
「原作がなかったら、あのシーンは面白くも何ともない」
わけだよね。
オリジナルとしての力は、ゼロだよね。
そうすると、
「あのデスラーが小鳥を愛でている!」と驚くのもそれだし(苦笑)
真面目系だったはずの太田が女の子を写メしてたり、
雪が艦載機に乗らせろと言って古代を困らせてたり、なんていうのも
多分、それに当たる。
だからこそ、原作では手薄だったガミラス側の描写がことさらに目立つ、という結果にもなる。
これみんな、リメイクの罠、っていうか。
制作サイドはそうとは知らずに(ファンサービスのつもりで)リメイクでしか通用しない、悪く言えば「二次創作の域を出ない」作品作りをしている、って言う風に見える。いや、それも計算づくなのだとしたらそれはそれで天晴ではございますが…
だったら、もっと2199だけにしかないものを、
原作を踏み台にしてもっともっと出して行かなきゃ、プロとしてお粗末だろう。
けど、そこも古いファンとのせめぎ合いで、
あんまりオリジナリティを追求しちゃうと原作レイプとか言われてそっぽ向かれちゃうから困る、
それも分かる。
まあ、今時のアニメやらドラマやらはほとんど全部が漫画(小説)原作あってのもの、
だといえば仕方がないかもしんないけど。
だから、別に「二次創作的描写が悪い」とは言ってない(w)。
ただ「あんなんなら、素人の二次創作作家にも出来る」とは、言わせて頂くわ(爆)。
個々に発表してるか公に発表してるかの程度の違いだし(お、なんか毒吐いてるぞ)w
二次の作家さんの方が「えええ!これをそう解釈してそこへつなげたか!!」
「そこまで全編観察して心情を思い遣ったか」というほどの、
ただ感嘆するしかない作品を書く人がいるもん。
総合力ではプロ集団に劣るけど、余程そっちの方が納得出来たりするもんな〜。
で、
だとしたら。
今後2199には何を期待したいか、というコトになるのだが………
別に何も。
(^^;)
言うだけ言ってこれかよ!
あー、強いて言うなら「はっきりさせて欲しい」かな。
ヤマトのリメイクだ、つんならそんなに無理してオリジナリティ強調しなくてもいいんだよ。
中途半端なんだよ、今の状態だと。
リメイクならおとなしくリメイクに徹して欲しい。
オリジナル強調したいのなら、もっともっとぶっ飛んでって別物にしてって下さい。
沖田艦長が実はガミラス人だったとかさ、そこまでやってくれ(暴言)w。
そういう意味で「はっきりさせて欲しい」よな。
(……他のアニメの真似をして、とは言ってないぞ。14話ではオリジナリティのつもりで
攻殻っぽい画面作りをやってみてたけど。そんなのオリジナルって言わないからw)
だから、ヤマトが変形して巨大戦闘ロボになるとかってゆーのも、もちろんNGである〜(笑)!)
つまりは。
出来ないことには無理して手を出すな、ってことよ(さらに暴言)。
まあ、ファンなんて勝手なもんですハッハッハ(笑)。
付け加えておくと…(さらに言うんかい)w
旧作のすごさは、やっぱり「すべてを一から作った」ってことだよなあ。
リメイクは言わずもがなだけど
原作のあるアニメやドラマっていうのは、
一世代限りの改造品種のようなもので(トラとライオンの間の子ライガーみたいな)
その先に何かを生み出す力がない。
オリジナルオンリーで押し通そう、という作品にチャンスを与えられるほど、
今のアニメ業界(日本経済、ともいうw)に余裕がない、というのもある…(つか、
それが最大の要因か)。
一所懸命オリジナル作家を育てようと躍起になってるのは大手漫画誌の編集さんとか
その程度で、それも上から「売れる要素を入れろ」と指示されて
頭打ちになっているらしいと聞く。
まして総合チームで即利益を出さなくてはならないアニメであれば、
オリジナリティ、なんて言ってられない…のは、やはり仕方がないことなのだろう。
引き合いに出すのもアレだけど、デ☆ズニーみたいに、元々本社がうなるほどお金を持っていてやっと、
ピク☆ーの3Dと提携結んでホントに一からオリジナルに作られた「生きてるオモチャアニメ」シリーズを売り出せる。あの「生きてるオモチャアニメ」シリーズ(w)は、今観ても面白いし、何作作られても面白い。
売るためのよこしまな思惑が入り込んでいないから、本当に面白いモノ作りが出来ている。
(というか、デ☆ズニーがそういう風に保護してたんだろうな)
ただ…そんなこと日本のアニメ業界にはまったく無理なのは、今更ココでERIごときが
吠えなくとも当たり前田のクラッカ〜……
初代の宇宙戦艦ヤマトは(賛否両論あろうが)西崎さんと言う「言い出しっぺ」がいて
その構想と、協力した作家(最大に貢献したのがキャラデ・メカデの松本さん)とを
首脳に据えたチームが、奇跡の化学変化を起こした作品だったと、今更ながらに思う。
ことに、あの作品に松本さんの画風が恐ろしいほどはまっていた。
加えて音楽。
言い出しっぺのネタを、絵と共に恐ろしいレベルに引き上げたのが宮川さんの音楽だった。
まあ、こんなことは言われ尽くされたことだけども。
言い出しっペのネタ自体は、海外のSF作品が色々元ネタになっている。
SFとしては1970年代にしても古いネタだった、と言われている。
それでも「売れる要素」を国内のリサイクルに求めたのではなくて海外の舞台やミュージカルや映画に求め、それを自分たちのオリジナルへフィードバックしていく意欲、は天晴だったと言える。と思わない?
過去の売れてた自国のアニメにヒントを求めて堂々巡りしている様は
濾過器の古くなった水槽で魚を飼っているようなもので
そのうち水質は濁って来て魚は酸素不足であっぷあっぷしだしてしまう。
2199は多分、なんかそういう状態なんだな。
どのシーンも切り取って見ると「どっかで見たジャパニメーション」。
反芻、とも違う、なにか… 新鮮でない感じ?
まあ、2199はそもそも「リメイクでございます」という売りだから、
今更オリジナリティをグローバルに求めろよとは言わないよ(汗)
2199が「なんか中途半端だなあ」…と感じる原因が何か、ってちょっと考えてみたら
そういうものが欠けてるんじゃないか、って感じた、
ただそれだけのことさ。
だからって、何をどうしろ、なんて
具体的なこと言えないもんね〜〜〜〜(笑)。
ただのファンだから。てへ。
というわけで、散々文句ともつかないよーな独り言垂れ流して、終わる。
笑。
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