懐かしい〜1997年、ジェームズ・キャメロンの言わずと知れた長編大作。
レオナルド・ディカプリオ演じるジャックの機転と行動力には、今見てもやっぱり舌を巻きます。
それに比べるとケイト・ウィンスレットのローズは、まあ、普通の中産階級のお嬢様ですな。
それに、二人とも体力あるう〜〜(笑)
水の事故では体力と脂肪のある10代〜20代前半が圧倒的に有利(なにその分析)
この映画、色んな角度から見られてとても面白いのだけれども
当初はとにかく、世の中の普通の感覚通り、
ラブロマンスもの、というカテゴリで見てました。
今の私でも、ローズと同じ選択をする、って思える(笑)お金はあったほうがいいけど、もっと他に、無くてはならないものがある。
でも、当時の労働者階級の背景を知って、そういう目で一つ一つのシーンを追うともっと面白い。
それに、今でこそ日本の男尊女卑より欧米のレディファースト、なんて言われますが、実は「レディファースト」ってのは日本人が考えるようなものじゃあない。
そんなこともかなり突き詰めて描かれていて、端々が面白いのです。
特に、昔は後半、タイタニックが氷山にぶつかってから、の方が見応えあると思ってましたが、そういう目で見ると前半の社会風刺のほうが今の私にとっては面白かった。
でもしかし……
いいなあ……
絵の上手い彼氏………
実は、御曹司康雄のローズじゃないけれども(笑・何のことか分からない方、スミマセンw)別にヌードじゃなくても、絵の上手い彼氏に自分を描いてもらいたいな、っていうのはあったなあ……(過去形)
ん?
別に誰かに何か要求してるわけじゃないですよ?w
一度「描いて〜」ってお願いしてみたことあるけど
キッパリ拒否されましたもん。
自分のヌード絵、かつて一度だけ描いたことがあります。
学生時代にデッサンの宿題で。自宅で鏡見て描くのが課題だったんです。
ところがさ、描いた絵、講師のとこから戻って来なかったんですよね………友達のはみんな戻って来たのに、私のだけ。
(^^;;)
じゃないってば、べつにヌードなんかどうでもいいってば(笑)
あの映画は、色んな差別が要所要所に描かれていて
それゆえの悲劇とか悲哀が酷くツボに入る。
明確に、「これは人種差別」「これは階級差別」「これは男女差別」って言えないようなものから、あからさまな差別もあったりして、考えさせられます。
うん、
タイタニックは「差別」の映画。
差別のあるところに、悲劇が生まれる、っていうことをロマンスに隠して描いている。
ジェームズ・キャメロン、こういう映画もっと撮ったらいいのにな。
今では、別れた奥さんのほうがこの手の映画撮るの上手な気がする〜。
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