そういえば☆
このブログのトップ画像、なんだか分かります?
見れてる人と見れてない人が居るとは思うのですが。
(ああうう。この「ら」ぬき言葉も定着しつつあるけれど、
うっかり使ったとき、ああ自分も時に流されてるんだなあ…と思ってなんだか悔しい・笑)
トップの絵は、実写版SBヤマトの、操縦席なんです。
SBヤマトのサントラを買ったら、封入されてるなんてーの?あの
曲目書いてあるやつのとこに、この写真があったの。
目を皿のようにして、これはなんだ??とか判断付かないまま模写。
で、勝手に色をつけてみたのがこれなんです。
SBヤマト本編では、「なんかその辺に落ちてるPCや周辺機器を適当に組合わせて
くっつけたな?」って感じのコンソールでしたが(笑)それはやはり、描きながらも思った事で。
操縦桿なんか、左右対称じゃないしね(本物の船のものも、そうなんだろうか?)。
何が付いてるのかも全然分かんないしね…(苦笑)
ま、一応説明。
つづきには、秋の高尾山の思い出を。
[6回]
4年前の、10月に。
島くんの中の人といっしょに、高尾山へ登りに行っています。
たった4年前ですよ。
そのとき、初めて「杖を持って来られたんです」。
それまでは、階段でもとっとと昇っておられたんです。
関東にお住まいの方で、新宿辺りによく行かれる、という方は
一度、訪ねてご覧になると分かるのですが、
あの方は新宿西口の「らんぶる」という喫茶店がお好きで。
エスカレーターもエレベーターもない急な階段を下ったところにある地下一階の、
さらにバルコニーの階段下の、突き当たりの席にいつも座っていらっしゃいました。
素敵な革靴のおみ足でね…颯爽と昇り降りされていたんです。
杖をもたれるようになったのは、高尾山のあと、でしたねえ…
しかし、さすがに山登りですから、
高尾山に杖をお持ちになった事には
さほど驚きませんでしたが…
私はリフトが好きなので、「景色もいいしリフトにしましょう」と申し上げたのですが
(はい?リフトだと何か下心満載?いや、そういうわけではなく^^;)
ケーブルカー乗り場が目に入ったので、これは良い、これに乗りましょう、と
あの方はさっさとそっちへ行っておしまいになり…(苦笑)
ケーブルカーだと、中腹の登山口まであっというまですね。
ただ、とても傾斜がきつい。
進行方向に向かってお座りになれる席を確保して差し上げたかったのですが
秋の高尾山、混雑の中上手い事そうも行かず、進行方向へ背を向けるお席にしか
座って頂けなくて、そうするとかなり足腰を踏ん張らねばならない感じで…
(無論、高齢でなければさして辛くはないでしょうが)少々申し訳なく思いました。
ご存じの方も多いと思いますが
高尾山、ケーブルカーやリフトの終点から高尾神社まではゆっくりと散策するような
登山道ですが、その先頂上までが案外お年寄りにはキツい道です。
子どもなら走って登れてしまうような道ですけどね。
遠足の小学生たちもいましたし、私も小学校の遠足で来たことがありますから。
ご様子に目を配りつつ、ゆっくりと神社まで来て、
紅葉の素晴らしさに感動し喜んでおられる姿も堪能し(笑)
あの方は、カメラもお好きで一丸レフの大きなカメラもご持参でした。
一体、どこのエベレストを攻略するんですか?と
待ち合わせの駅でお会いした時は仰天したくらい、
用意周到なお荷物をおもちで、
昼食にはなんと、ご自身手作りのおにぎりを持って来て下さったんです。
私の分のお茶や、ゆで卵2個も、茹でて来て下さったんです。
(私なんか、さすがに子どもに作る冷食の詰め合わせをお持ちするのは憚られ・爆、
出掛けの駅の名店街でおにぎりとおかずのセットを買って持って来てたんです^^;)
それぞれ持って来た、おにぎりとゆで卵やお茶を交換して
高尾神社の境内で頂きました。
暖かな秋の陽射し、真っ赤な紅葉と真っ青な空が、強く印象に残っています。
高尾山神社の境内に、所狭しとおみくじやお守りなどを売る店が並んでいました。
「こういうの、気にされる方ですか?」(こういうところへ来ると、
話の種やお土産に、とおみくじを引いたりお守りを買ったりしたい人が多いものですから)そう
訊いたんですね。
「ぜーんぜん気にならない。僕はこういうのに興味ないんだ」とのお返事でした。
私もそのクチでしたから、屋台をさーっと眺めて、さあ山頂へ向かいましょう、ということに。
そこから先が、案外足もとが悪い道で、
結局山頂までは行かなかったんです。
日が傾く前に、帰って来ましょう、と最初から仰っていたので
山頂まであとちょっと、というところで引き返すことにしました。
「いいんだ、ここまでこれたから」と満足そうな笑顔でおっしゃいました。
75歳で、普段運動もされないし、膝に持病をもっておられたにしては
果敢な挑戦だったと思います。
その後、登山をした事で膝の痛みが少なくなった、と仰って
その後しばらくは杖は持って歩かれることはありませんでした。
「また来よう」とあのとき仰ったので
私も次があるかなと、少し思っていたのですが……
昨年から急に体調を崩される事が多くなり
「次」は結局、ありませんでした。
そう言えば、
高尾山に登ったとき。
「今日の思い出に」と、私は奇麗な紅葉を何枚か拾ってもって帰り。
後日、ラミネート張りの押し花にして、差し上げました。
とても喜んで下さって
手帳に挟んでおられました………
「高尾山に、登りたいんだけど、いっしょに行ってくれますか?」
はい、喜んで。
もう一度、登りたかったですね…
次は、山頂まで、参りましょうね。
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