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The Planet of Green  ☆ blog

   

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そろそろ今年も

2199劇場版の話は、もう止めときます。

まあ、色々な名シーン、名台詞が面白いタイミングで「再利用」されてた「制作の俺ヤマト」でありましたが… やっぱり、センスの点では旧作に敵うはずもなく。面白くはあったけど、旧作をバラして繋ぎあわせた以上の価値はないと思うので。2199のファンだという方にはゴメンナサイ。シリーズをすべて観て、やっぱそう思えるので「観てないくせに言うな」ってことにはなってないと思う。第一、ヤマトなのにロマンがないし…そこがもうね(笑)





しかし…


今年も、色々なことがありました。


というか、ありすぎた。



今年だけで、寿命の8年分くらい生きた気がします。


一文字で表すとなんだろう…






以下はつづきへ。



拍手[16回]



***********


一文字って難しいよな(^^;)

なんだろう。

感覚としてはスペースシャトルが発射ロケットを切り離したみたいな…(なんだそりゃ)
悪く言うと「別離」な一年であり。
よく言うと「飛翔」な年でもあったでしょうか?
ところがそればかりでもなかったしね…(^^;)



***



夫と別居して、1年以上。
どちらか一方が悪い夫婦喧嘩なんて滅多にないとは思う、だから、私にも悪い部分があったんだと思う…のだけど、そう理性的に考えること自体が難しくなるような夫の態度に、ずっと悩まされて来ました。


夫は、怪我をして失業しました。
労災はおりない、会社の対応は最低。
でも、夫自身が会社と戦おうとしなかったために家族は泣き寝入り。
そのへんが発端だったんだけど、それはもう何年も前。
そこから、夫婦2人で出来ることはなんでもしよう、と頑張って来たつもりだったのだけど、我々2人は頑張りどころが全く違ってしまったんですねえ。


夫が失職していた間、我が家の大黒柱は私でした。
片道1時間半の職場に通い、フルタイム勤務の上、漫画描きのサイドワーク。
帰宅時間を惜しんで、会社に泊まり込んで原稿を描いたこともありました。
でもその間、夫はだんだんとひねくれて行き。
私の留守中に、息子たちとの間に消すことの出来ない確執を作りました(ってつまり、失職した自分の苛立ちを暴力という形で子どもにぶつけていたんだよ…)。


次男が一夏で5キロも痩せたり
三男の頭にシラミがわいたりして、
私は仕方なくお給料の良い職場を辞めて、地元で働くようになりましたけど、結局パートの掛け持ちでは家族を養って行くのにはまるで足りず、ついに見かねた私の母が金銭的援助をしてくれるようになりました…


が。


夫は、それが気に入らなかったんでしょうねえ。

自分が働いて、家族を充分に養えないって事実が苛立ちと怒りに変わり
私や、援助してくれる母に対して意固地になって行ったんでした。

私の母は、一度も夫を責めた事はなかったんですが、夫はそれすらも「嫌味だ」と。

ヤマトなお友達が、ご夫婦で映画やイベントを一緒に楽しんでいるのを見て、
「ああ、わたしんちは、ああいう夫婦じゃあないな〜…なんでやろ」と
なんというか割り切れない思いにかられたことは一度や二度ではございません…
私、夫と映画を観たのは
結婚生活19年の中で「千と千尋の神隠し」、たった1本だけなんです。
夫が2時間も禁煙したくない、っていう理由でね。
だから、私は一人で楽しめることに傾倒して行ったわけ。
子どもと一緒にトランプしたりボウリングやカラオケに行くのも私だけ。
夏休みの旅行も、私が一人で連れて行ってました…

私は、母子家庭の母のようでしたねえ。
息子たちは、とってもイイ子たちですよ。
子どもは、育てたように育つ。
その点では、私は失敗してないんじゃないか、って(今はw)思います。
…良いお父さんを持てなかったことを、申し訳なくは思うけど。


夫は居るんだけれども、
常に一触即発で、何が気に入らなくて爆発するか全く読めなかった。
夫と何かを一緒に楽しむ、だなんて、ここ15年くらいなかったです。


とにかく、夫が家にいた頃は
私が疲れて仕事から帰宅すると、彼は息子の誰かを殴ったりしてました。
なので、子どもたちは夫が家に居る時間にはリビングには寄りつかず、
部屋に閉じこもってマンガを読んだりしてるというのが常態でした。
お正月そうそう、夫と長男・次男とで流血の殴り合いになったこともあります。
末っ子が頭に大怪我していても、自分が眠かったら駆けつけもしない。
父親なのに、息子のことを何も知ろうとしない…
夫が一番大事だったのは自分自身で、自分自身が夫・父親、として持ち上げてもらえないことに、常に腹を立てていましたなあ…
生活習慣(酒煙草の飲み過ぎ)が原因での入院も何度もあって
「自分の健康には自分で気をつけて欲しい」と言っても
「おれは嫁に大事にされてない」と憤慨するだけでしたしねえ。


別居して、息子たちとの距離がどんどん離れて、
我が家ではもうすでに全員が、
「あの人が居ない方が楽しいし、安全で平和」という状態に満足してしまっていました。
だから、今年の半ばに、私は離婚を決めた。
夫がいることで、家族がバラバラになるより
夫一人を切り捨てて、家族を守った方がいい。
そういう判断でした。

修復は、ちょっと無理でしたねえ。

「離婚してください」って言ったら、夫は、怒りましたよ。
怖かったです。
でも、別居期間中には息子たちと一度も接触しようとせず(メールも電話も皆無です)
事ここに至っても「子どもの方から俺に頭を下げて来ないんなら許さない」なんて言っていた。
あの態度じゃ、修復なんて無理です。
理性的に話し合いが出来る状態になるならと、そのための別居だと思っていたのに
夫は「俺にみんなが頭を下げてこない」って怒ってたんですからなんともはや………


まあ、こんな風に10年近くかけて膠着状態を定着させてしまっていて
その中で私の母が倒れたりしまして。
私が心底助けて欲しい時に、夫は「自分の方を優先しろ」という態度でしたから、
ボタンの掛け違いも甚だしいと言うかね……。



けど。


そんなことをしていて…



7月の終わりに、
また一人、大切な人が亡くなられてしまって。


自分のこと、自分の家族のことだけで精一杯で
「お会いしたい」というメール、お電話までも頂いていながら
まったくそれにお答え出来ないまま。

直前まで、いつもの冗談のような、楽しくて軽い内容のメールを下さっていたので、
まさか亡くなられるだなんて思いも寄らず…








あなたの手は、2本しかないのよ。

あなたの足も、一度に一カ所にしか行けないの。

一日は24時間しかないし

なにもかもを一人でやろうとしても、無理なのよ。

そんなこと誰にだってできないんだから、自分を責めることはないの。


そう思う一方で。



「なんで!」
「何で出来なかった?!」
「どうしてわたしは万能ではないの!?」

…と、常に自分を責めていた気がします。

頑張れば出来る。
奇跡は自分で起こすもので、起きるのを待っているものじゃない。
色んなことを、一人でやってのけて来た、という変テコな自負もあったんでしょう。
だから、自分を叱咤激励すれば、世の中のほとんどのことが可能になる、と思いすぎていました。


実はヤマトより、アナと雪の女王観て共感したしね(笑)…

ありのままでいれば、一人でなんでもできる。
私は本当は強いんだ。


…なんて。
誰かに甘えるのは、テコでも嫌、ってタイプですし。


でも、やっぱ、それだと
突然あるときエアポケットみたいな落とし穴に落ち込むことがあって
気がつくと自分の首を絞めている。
何もコントロール出来ないような事態に陥って、はっと気がついたり。
自分が疲れていることにすら、気がついていなかったりしました。

たまたま、それに気がつかせてくれた人がいなかったら
私は一人でオーバーヒートして、気付いた時には走行不可能になってたんじゃないでしょうか……




アナ雪が流行った今年ですが
年末にもう1本ディズニー映画が公開されますよね。

ありのままの自分になって、ひとりでも頑張れば何でも出来る…
だけど、頑張るそばで、気遣ってくれる存在が、やっぱり必要。
本当は、結婚していたのだから、それが夫であり妻であれば理想的だったのだけど
私にはそういう家庭は築けなかった。


だけど、なんか諦めなくても良さそう…?
時には私も、誰かに甘えて良いのかな…?
実は、一人じゃなかった……?


今になってそんな小さな気付きがありました。







今年は、大切なものをたくさん失くした年でした。
でも、だとしても、
大切なものをまだたくさん持ってたかも知れない、ってことに
改めて気付いた年でもありました。



そろそろ、今年も終わりです。

一人じゃないって、今年のうちに気がつけたことに
多謝です……








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思い出しました

  • by みかんちゃん
  • 2014/12/16(Tue)18:24
  • Edit
読んでみて別れた夫を思い出しました。暴力はなかったけど自己中心でしたね、子供もピリピリだったのでは私も幼い頃、神経ピリピリだった頑張ったんだねこれからはいいことがあるからファイト

Re:思い出しました

  • by ERI@Endorphin
  • 2014/12/16 22:19
みかんちゃんさん。
コメントありがとうです。
案外、離婚されてるヤマトなお友達は多くて。
皆さん殊更にそんなことはおっしゃいませんが…
でも、これからは良いことがある。
そう思ってます(^^)

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