見えました。
オリオンを指差して「カシオペアだ!」と言っちゃった私ですが…(笑)
今はこれだけ。
後ほど、追記します(笑)
*******
追記しました。
つづきへ。
[15回]
対馬へ行った当日は生憎のお天気で、強い風雨に見舞われました。
博多からの乗り継ぎ便も「着陸出来ずに引き返す可能性がある」という前提で飛びましたが、どうにか着陸し(こういうとき、いつも思うんですけど、飛行機のパイロットってすごいなあ、と。……ヤマトの運転手だったらどんなにすごいんだろう、とか。……)私は初めて、彼の育った島に降り立ちました。
カレの育った島……とか…
なんか、めっちゃロマンチックだよね!(笑)
いつもはロマンチックは伊助さんの専売特許なんですが、たまには良いじゃんw。
年甲斐もなくまるで瀬戸の花嫁気分で(図々しい)彼のご家族にお会いして、
むちゃくちゃ可愛がられて参りました……
氏神様に、嫁が来ましたよのご報告を。
狛犬さんが見ているのが、彼の育った家の方角です。
対馬の、北部(上/かみ)と南部(下/しも)をつなぐ万関橋から。
海の幸と山の幸両方に恵まれた島です。
田舎でびっくりしたでしょう?と散々聞かれましたが、
埼玉だってちょっと奥地へ行けば似たようなもんですよ。
ただ、やっぱりお店が圧倒的に少ないです。
ネット通販でどうにかなる、といえばなるんでしょうが、
それでも離島ですから関東や大阪にいる時のような感じには行きません。
自給自足のスキルが無いと、不便さに音を上げるかも、って思いました…(^^;)
でも、すごく素敵な島です。
身体が健康だったら、老後はここに来て住むのもやぶさかではないと思えました(伊助さんはどうか知りませんがw)。
ホント、私の人生回り道が多すぎた。
カルト宗教の教祖みたいな祖母と母、それが嫌さに不貞を繰り返した父は癌で早世。
痴漢に遭っていても誰にもいえず転校先ではいじめに遭い。
いじめも痴漢も許すようにと勧める宗教の教えに苛まれ、自分の進学も結婚もわけの分からないまま流されて来ました…
行き着いたのは、酔って子どもを殴る夫と脳出血で要介護の母を世話する日々。
もちろん、どんな家族にも諍いやトラブルはあるでしょう。
比較するのは愚かなことだとは思います。
でも、私は彼のご家族の様子を見ていて、なんというか…泣けて来ました。
そこには、私の家には無かったものが、
ずっと欲しくても手に入らなかったものが、たくさんあったからです。
「家族って面倒をかけ合って生きて行くものじゃない?」
西尾維新の小説に出て来たフレーズらしいのですが
確かに、誤解も諍いもトラブルもある。だけど、みんなが言いたいことを我慢せず言い合って、それでもなんとか乗り越えて行こう、とする気遣いがそれぞれにあれば、時が経つうちに家族の形は出来上がって行く、のだと思います…
そういう意味で、
私の家には無かった温かみとか絆とかがちゃんと存在する、彼のご家族。
羨ましくて、泣けて来たんですよね……
まあ、ここがゴールではありません。
だから、この先どうなるか、なんて事は誰にもわからない。
でも、私にとって、あのご一家の仲間に加えて頂けることは、単純に嬉しい、の一言で。
子どもたちも、賛成してくれていますしね。
彼の妹さんの旦那様とお嬢さんには博多の街を案内頂きました。
そのときに、お嬢さんが言ったのです。
「すごい。来年はいっぺんにいとこが4人も増えるんだね!」
(伊助さんの、末の妹さんにも赤ちゃんが産まれるので、我が家の息子たち3人を加えると、彼女に取っては4人、従兄弟が出現することになるわけです)
なんだか、幸せすぎて、ヨメだという自覚もなくただ浮き足立っていた私は、それを聞いて「ああ、そうか…!そういうことになるよね」と急激に実感が湧いて来て。
そうしたらまた、彼がしっかり手を握ってくれて、一緒に頑張ろう、って………
50を過ぎたオッサン、オバサンの恋愛なんて誰得?っていうのは承知の上です。
私だってそう思っていたし、中年の恋愛とか痛い、キモイ、の一言ですよね。
けど、ここまで生きていても当たり前の幸せすら知らないままでした。
大人ぶって、自分を取り繕うのは、もうやめてもいいじゃないですか。
太宰府天満宮は、梅で有名ですから。梅のお面でひとつこんな感じですよ、ということで。
夜中に、2人で外に出て、星を見ました。
埼玉の空とは違って、星がたくさん、光っていました。
プラネタリウムでもないのに、星座がちゃんと分かるくらいはっきり、キラキラと。
ここに連れて来てくれて、ありがとう!
そう言って、
私は彼をギュっと抱きしめました――
(^^)v
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無題
Re:無題
………あなたね……(^^;)