忍者ブログ

The Planet of Green  ☆ blog

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

男って

最近あんまりなかったことなんだけど(w)
他所様の記事に触発されて思った徒然。

以前は結構こういうのあったんだけど、最近は少なかったの…
(ていうか、人様の意見を足がかりに色々思惟を巡らす、っていうのは小説家同士や新聞記事なんかでも昔からあったことで、影響受けちゃってはじゅかちい、なんてことはナイ(笑)…)


某ようこんさんの天気が悪かった日のブログ記事。
ちょっと陰気になった、と書かれてましたけど、
拝読してERIは個人的に色々思い出したことがありました。






語り始めると少々長くなるので、
ヒマな人だけドゾ。

なので、「つづき」へ。

拍手[4回]


*******
ここから「つづき」




犯罪を防ぐために、二次元の幼女陵辱モノは「大人のたしなみレベルの娯楽として許されるか」。


うをを。

これ、語り始めると決着付かないとは思うのね〜。
そーゆーモノが存在するのは確かだし
ウケだのセメだの言うBLだってモノによっては犯罪行為だし。
アグネス・チャンとか、児童虐待防止法なんかに関わってる識者の見解とオタク文化の担い手との意見の食い違いたるや、まるで死んだり生き返ったりが当然のパラレルなヤマトワールドのごとくで(そのココロは。それはそれ、これはこれ・爆)。

なので、今回ERIは賛否や許否がどうとかっていうムダに遠大なマクロ的角度じゃなく、
個人的リアルにおいてはどう感じてるか、っていう、
いわばERI的スタンダード、ミクロの視点から書いてみようかと思う。



結論としては。

ERI私個人は、二次元における陵辱モノ娯楽の存在を否定はしません。
だけど、気分良いものとは思えない。
道ばたや駅のホームの、酔っぱらいのリバース(ブツ)見るのと読後感は似ている。
その手の娯楽を「ただの娯楽であって現実じゃあないんだから」と好む男性は、
ERIにとっては(顔は笑ってても内心は)その人は、
駅のリバース扱いだ、……とだけ言っておこう。
かな。
うん。

これは主観だから(笑)。
どんなに嫌でも酔っぱらいのリバースを世の中から根絶することが出来ないのと同じで、
…だからその存在を否定はしないよ、っていうか?(^^;)



ただ、それが(そーゆーのが好きな男が)知り合いの場合。
これは〜〜〜難しいよね。

ま、せいぜいリバース扱いされないように、そういう趣味は
隠しておいた方が良いかもね。
途端に尊敬出来なくなるからね、例えIQ200あってもね(爆)。




なんでこんなに否定的なのかというと。


あー。

こっから下は、ホントにちょっと陰気なので、
読まなくても良いです。
結論は書いたしね。
まあ、なんでERiがそう思うのか…っていう、理由の部分なので。































予告したよ?
















私には、かれこれもう20年も行方不明のままの友達がいる。
彼女が19歳のときだった。
帰宅時、電灯の無い農道を原付バイクで23時頃走っていた彼女。
前方を照らすライトの中に、突然横から「人の乗っていない自転車が転がり出て来た」。
慌ててそれを避けたけれど、バイクは転倒し、彼女は頭を打ってしばらく朦朧としたのだとか。
ところが、彼女を助け起こしてくれた人がいたので、お礼を言おうとしたら、
それは救助の手じゃなくて。
頭を打って身体の自由の利かない彼女はそのままその男たちに(2人だったらしい)陵辱された。
手当もされないまま放置されて、その後彼女は自力で近くの家まで這って行き、助けを求め。
やっと手当を受けたのは明け方近く。

一部始終を母親に打ち明けた彼女は、傷が癒えるか癒えないかのうちに
家から姿を消してしまい、それ以来私は彼女の行方を知らない。


これは、彼女のお母さんが
いつになっても会社に来ない彼女を心配した私と他数人だけに
思い切って話してくれた内緒の話だった。

話しているうちに、お母さんはその時のことを思い出したのか、
泣き出してしまい。


お母さんが駆けつけたとき、病院で見た彼女の服は血だらけでボロボロだったそうな。
救急車を呼んでくれた家の人が言うには、家に駆け込んで来た彼女は頭と足から出血していて
交通事故にしては取り乱し方が変だったと、
お医者さんや看護師さんにも金切り声を上げて抵抗したり
まるで狂人みたいになっていたと。

その後の現場検証の時には
(犯人探しを一応は試みたらしい… でも結局捕まっていない)
家族が懸命に励まして協力したらしいのだが、彼女は現場に近寄れなくて
難儀したのだとか。
お母さんが言うには、警察で二次被害(事件当時のことを男性警察官に根掘り葉掘り訊かれた)にあったのだろうということだった。
当時は最近ほど事情聴取に配慮がなされておらず、警察での被害者の受ける二次被害は深刻だった。



その事件を聞いた私が、どんな思いを抱いたかは
想像に難くないと思う。

つまり、彼女は、
故意に彼女を狙って自転車を投げつけてきた男共に
怪我させられた上、強姦されたと。
そんなことがあっていいのか…という事件だったからだ。
バイクを転倒させて襲おうと、その発想自体が彼女を人間として見ていない。

遅い時間に電灯も無い道を女一人で通っている彼女が悪いのか。
当時の警察では、そういう男性警官もいた。
それが、捜査も立件も困難にした。
私の友達は、女だからと言うだけで人間として扱ってもらえなかったのだ。



私だってそれまでは、漫画やアニメの陵辱モノ、は
「きゃああああ」とか言いながら見てたクチだった。
でも、友達が同じ目に遭った、という現実はかなりシビアだった……
陵辱モノ娯楽の登場人物には「その後」がない。
だから、娯楽だから、だなんて言えるだけだ。
あれは二次元だから人間じゃないんだ。
そんなことは分かってる…
けど、それはただの言い訳だったって分かったんだ。

あれを娯楽だと言い切れる人間には、
恐ろしいくらいの想像力の欠如を感じる。
人として未成長というか。
まだ子どもだというか。
…いや、身近な人が同じ事件の犠牲になって初めて、私だって気がついた。

誰かが死んだり深く傷ついたりしないと
思い知ることが出来ないなんで、なんてバカなんだろう、と
自分のことでさえ軽蔑したさ。




で。

自分のカレシとかがそういう物を「ちょっとスキ」って分かった時は。
やっぱり、げんなりしたなあ……
カレシだったから、一応肚を割って話そうと決めて、
悲しい彼女の事件のことを話した。
「だから、私はああいうの、嫌いなの」と。

でも、反応は大概同じ。

リアルじゃないんだからさ。とか。
犯罪の抑制に一役買ってると思うよ?とか。
そういう娯楽がなかったら、もっと犯罪件数増えると思う、とか。

あろうことか、それを正論として振りかざす識者まで居るからね………


そんな人はさ…
一度、大事な友達や彼女や妹や母親がレイプされて、廃人みたいになれば。
そうしたら、なんで私があの手のモノを「酔っぱらいのリバース」みたいだと
評するのか、きっと分かると思う。
ていうか、そうならなきゃ、分からないんだろうと思う。
バカは死ななきゃ治らない…ってね(^^;)

(※ 後に、実はERIは仕事で幼児の犯罪被害防止活動に携わるようになったのでありますが
未だに同じその「バカの壁」は高いです。理論的に語ろうとすればいくらでも事件の判例を出すことが出来るけど、一つ一つの事件…特に被害者が幼児で強姦された末に死亡している事件なんかは、まともに向き合うのが辛くてしんどい。我に帰っても、とても「あれを娯楽にフィードバック」なんて出来たもんじゃないです。娯楽として必要かどうかなんて、そういう事件の被害者のことを考えたらとても……。で、もっと悲惨なのは、被害者が死亡してない場合。傷だけ負わされて、生き延びた場合です。これが一番ひどい。……だから、そういう現実があるってことを理解した上で、それでも必要だ、って言い張るのなら、ERIは止めませんよ……陵辱モノ娯楽作品の嗜好をね……)




ちょっと最後は過激になったけど。

繰り返しますが、ERIは陵辱モノを否定はしない。
だけど、そういう嗜好のヒトを見る目はすいませんが、
「オエ。酔っぱらいのリバース。こっち来ないで」であります(笑)

まあ、それだけのことですよ。
ERIにそう思われたってどうってこたあないです。



で、ここまできてやっと(w)
今日のブログタイトルになるんだけども。

「男って」。

陵辱モノ好きな男って、
やっぱり総じて幼稚。
男じゃないっていうか。
炎天下で熱射病になるまで遊んでても気がつかない感性のまま、身体だけ大きくなってるっていうかw。
驚くべき想像力の無さ。
そんなんが、力の強さだとか背の高さだとか経済力だとかだけで
女をねじ伏せてるだけなのだとしたら。
それが「あれを娯楽だと言う」感覚の正体、なのなら。


男って、やっぱり、バカなんだな……(^^;)



尊敬出来る男の人は、そんな娯楽には魅力を感じない、と思う〜…
(カレシも旦那もそうすると全滅、なのだが)
ああいうの見て「酔っぱらいのゲロ」みたいだと思ってくれるオトコが
きっとどっかにいるはずだと一縷の望みを託して〜〜、
今日も旧作島さんにLOVEを叫んでおこう(悲)。

笑。



PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

鬱々移してすみません~(汗)

  • by ようこん
  • 2013/03/27(Wed)01:17
  • Edit
ERIさんこんばんは~(鬱)
ま~その、結論は「認めるけど、見たくない」の一言ですよね~。
せっかくなので、珍しく夫を捕まえて問いただしてみましたよ。ま、実は結構マトモな島さん風味なんでね・・・ちょっくら難しい話もしましたよ。
それで「犯罪抑止につながる」みたいに書いちゃったけど、実際よくよく考えるとそんなに物事単純じゃないな~って少々おバカな自分を反省・・・(笑)。
男でも女でも、根本的に真面目で良識的で自分をコントロールできる方は沢山いらっしゃるだろうし、物事全てにおいて画一的に白黒つけようとか考えちゃだめだ~~~ってのが今日の私の纏めです。

・・・てな所でおやすみなさい~。

Re:いえいえいえ〜〜(^^)

  • by ERI@Endorphin
  • 2013/03/27 23:21
>ようこんさん

どうもどうも、余計なことまで書いてしまったようで「しまったかな」と思いましたが(汗)
まあ、単に「嫌いなものは嫌い」と言いたかっただけなので(^^;)

つーかさあ。
うちの旦那は(1月に実家に強制送還して以来、一言もしゃべってないw)AV作品の制作に関わってたこともあったしプライベートでゴーカンプレイが好き(だけど私がもちろん拒否してたから遠慮…)、ていうオトコだったのね。
良識がないわけじゃないんだろうけど、私の友だちの事件のことや、私の気持ちにはまったく頓着しないヤツで、それにずっと失望し続けてた。
その手のまともな内容の話は出来ないに等しかったし、自分の意見も言わない人で。
今は結局、うちは母子家庭。

だから、リアルで旦那様とそんな真面目な話の出来るようこんさんが羨ましいすよ。


…いつかきっと、
ようこんさんダーリンみたいな理想のオトコを見つけるわっ!!
(……ん?なんか話がそれたな……)笑。

無題

  • by T♪
  • 2013/03/27(Wed)22:00
  • Edit
…そりゃまぁその手の3D(=AV)だの2D(=コミック)が、氾濫…てなご時世ですけど。

 世俗の風に吹かれて、現実と妄想の境界が、なくなってるような気も致します。

 え、あたし?…

 史上最悪ドン底アレンジの「黄砂に吹かれて♪」を、作曲者自身のベースギター演奏で聴いてしまったせいで…虚構も現実も崩壊したまま、明日から4連休...orz。

Re:無題

  • by ERI@Endorphin
  • 2013/03/27 23:24
>T♪さん
だから、それの存在に付いて否定はしないですよ(^^;)
善だとも悪だとも言ってないよ〜〜〜〜〜ん(笑)

ただ、気分悪いから私の前ではそれを「娯楽」だとか言ってんじゃねえ、っていう話。
ただそれだけでありんす〜〜♪

しかし、いつも具合よくなさそうですけど
大丈夫です(^^;)???

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新コメント

[02/29 ERI]
[12/08 くえすちょん]
[11/18 某ましゅ]
[11/18 ERI]
[11/18 某ましゅ]

最新トラックバック

プロフィール

HN:
ERI@Endorphin
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R

Copyright ©  -- The Planet of Green  ☆ blog --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]