島田伊助さんちで、ご家族が救急車にお世話になる記事がUPされてたんですが(主旨はそこじゃないと思うけど^^;)
幸か不幸かERIはその辺多少は詳しいので、
見聞きして知ってることを書こうかなと思いますた。
救急車は結構乗ってるからね〜。
自分も乗ってるし。
子どもも乗ってるし。
親も乗ってるし。
さて、救急車です。
来るのは早い。
でも、その後病院へ移動するまでが意外なほど時間がかかる。
医者は乗ってないんで、手当と言ってもさして大したことはしてくれません。
下手すると、しばらく道ばたでストレッチャーに寝かされて、
車には乗せてもくれないことがある(笑)
あの挙動は一体どういう理屈なんでしょうか?
苦笑。
ERIの見て来た限りは、なんですけども。
救急車はですね…
到着するまでは6分、をどこでも心がけてるはずなんです(ドリンカー博士の救命曲線、ていう学説準拠)。
でも、到着して車の中に入れて、患者の状態を見るでしょ…
普通に血圧とか意識レベルとか傷の状態とか。
同時に本人確認(名前聞いたり連絡先聞いたり/意識がなければその手がかりになるものを持ち物から探す)をして、かかりつけの病院があるかどうかを調べるわけです。
かかりつけがあれば、そんで、その時の症状が通院してる傷病であれば、
そこへ真っ先に電話連絡取ってくれます。
で、その病院に
1.患者を診られる医師が居る
2.ベッドの空きがある
…とすれば、すぐそこへ運んでくれるんです。
でも、本人もしくは家族が「かかりつけは特にない」と言えば、
救急隊員が見た感じで、ここはどうだろう?って病院に渡りをつけてくれるのですが、これが時間がかかる。
上の2点を最低満たしていないと、車を発車させるわけに行かないので、事故現場や家の前で延々救急車が停まってる、ってことになります。
救急車来たのに、なんで運んでかないんだろう?っていう時は、
大概それをあちこちに連絡して調べてる場合です。
俗にいう「たらい回し」も、連絡をつけた病院からの返答が曖昧とかやっぱりだめとか、
そう言うのの連続だと思います。
なので、救急車を呼んで、すぐにどうにかして欲しいならば、
「かかりつけ」の総合病院、もしくは「同じ症状で前に診てもらったことのある病院」
を救急隊員に教えるのが一番早い。運良くそこに電話して、医師も居てベッドもあれば、すぐに出発してくれる。
だから、かかりつけの病院はこういう場合を考えると、救急外来のある大きい病院のほうがいいのかも、ですね…入院用ベッドのないとこには搬送しないかもしれないです。
あと、家から近い総合病院を指定しちゃうって手もあるかも。
=家族がその後、通うのに便利だから。
一度でも行ったことがあって、診察券を持っていれば、
普段通ってなくてもそこでも大丈夫な気がする。
極端に言えば「かかりつけ」じゃなくても、一回でもお世話になったことのあるベッド数の多い総合病院なら、そこにあたりを付けてくれる。だから、それだけ対応も早くなるってことです。
本当は、子どもにも保険証の番号・掛かり付けの病院の診察券の写し・既往症を書いたものを持たせるのがいいんでしょうけど、コドモはすぐなくしたりするからなー。
ご老人はどうなんでしょう。
無くさないのなら、お財布にそういうのメモした紙をもっててもらうとか。
ご家族がお外で倒れてしまう場合だけじゃなくて、ご自分の万一の場合でも、
身分証明書と一緒に保険証の写しとか掛かり付けの病院の診察券の写し、既往症(今までにかかったことのある病気)なんかを携行しておく(携行させておく)と、救急車の行動を早くすることが出来ますよ。
以上は、ERIが
自分とか家族が搬送された時に救急隊員さんたちの様子を見てて
気がついたことです。
意識のない家族(乳幼児/老人)に付き添った経験と、意識のある小学生の頭部裂傷、自分の切迫早産と怪我のときの、7回くらい、から分析。
……7回って。
乗ってるな〜(笑)……
[5回]
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