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The Planet of Green  ☆ blog

   

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「そして父になる」観て来た感想

レディースデーだったんで。


ネタバレせずに感想を書く、のは結構難しいのですが、
当たり障りのない所をここへ。
こりゃネタバレだ、って部分は「つづき」へ。
笑。


さて…

まずは、総括でありますが〜…
「繰り返し観たいかどうか」という点では、「一回観たら、まあもういいか」な部類の映画でした。繰り返して…というのなら、やはり原作をお勧めします。
情報量は圧倒的に原作の方が多いので、映画だけだと「あれ?そうだったんだ」という現象が起きます(これは、どんな原作付きの映画にも共通のことではありますがw)。
他方で、やはり映像作品ならではの情報・楽しみ方も多く、良い意味で補完しあっているんじゃないかなって思いました。


カンヌの審査員賞を受けた理由については、2つありますが
(多分、ですけども)
まずは、バランスの良さ、なのかも知れないですねえ。
映像、役者、役者の演技、音楽、脚本など、諸々の力量が釣り合っていた、と感じます。
大概、これのうちのどれかが妙に目立って出来が良くて、他から浮く…という現象が多いものですが、この映画は色々な意味で奇麗に、しかもハイレベルにまとまっていました。

あと、観た人の捉え方がおそらく一人一人違うだろう、ということ。

大まかに3つの捉え方ができるんじゃないだろうかと思いました。
「親の立場で終始観る人」
「子どもの立場で観る人」
「どちらの心境も分かる人」
この3つです。

観る人の心の成長度や人格形成の段階によって、見え方の違う映画だな、と。
ERIはそう思います。なので、劇場内でも「すすり泣き」の聞こえるシーンが、
ホントに色々でした。どこに感動するかが、人によってこれほど違う映画も珍しいかも。


拍手[1回]

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面白いものを多数発掘。

今晩は。
風邪を引いたので、昨日はもう、一日で治さねばと、頑張って薬飲んで眠る…を繰り返していました。
風邪はどうやら落ち着いたのですが、今度は昼間寝過ぎで目が冴えちゃって。

で、色々掘り起こしていたら面白いもんを多数発掘しましてな。
まあ、どっかで見た覚えのあるものばかりではあるのですが。


これとか。


これは、2199始まった頃に描いたものでしたねえ。
「艦長」の発音が「浣腸」になってたので出て来たネタでした。

それから、遡って、これ。


2199の女子の制服がほとんどセクハラだって言われ始めた頃。
テレサも紛れ込んで乗ってます、ってな絵。
これで何人か、古い知り合いが釣れた(笑)。


あと、もちょっと遡ると。


あ、これちょっと画像重いかな……。
メガネで私服の島と南部、2199バージョン。

で、もうちょい遡ると、絵が旧作になって行きます。




2199バージョンの古代と、復活篇の古代。
そういえば、体調崩されたお友達へのお見舞い付きでした。




ヤマト2、の「もしもこうだったら」という4コママンガ。




島とテレサのごくプライベートなワンシーン。笑。
いや…… 足フェチって設定は、私が勝手に……(^^;)



島に甘えられた場合の古代の反応は? とか

逆に、島だったらこうじゃないか?とか…


この辺は、旧作ベースで絵を描いてますねえ。


どれも、ちゃんと仕上げようって気がなく、下絵のまま放置されてるものですが、昨年ごそっと削除した時に一緒に下げちゃったものばかりなので、懐かしいです(笑)。アップロード用の倉庫に取ってあったことすら、忘れてました(^^;)


最近、どうも目が悪くなっちゃって、絵らしい絵を描いてません。
やっとフォトショのCS6に慣れて来たのに、今度は目がおかしいなんて〜〜
ま、しょうがないw 





拍手[4回]

完全新作ならヨシ。

本日、TV版の最終回を迎えました宇宙戦艦ヤマト2199でありますが。
ラストの、エンドクレジットのとこの音楽がJUJUさんの「Distance」だったのは、
テレビなのでもうしょうがないのでしょうけれども、
劇場版では「交響組曲」の「明日への希望」だったんです。
……そっちの方が良かったなあ(笑)



あとですね。
最後のテロップに、ERIは安堵いたしました。

「2014年完全新作劇場版制作決定」


(だよね?だよね?「完全新作」と、「劇場版」と、「決定」って文字はハッキリ見たんだよ……。映画で、完全新作、ってイミの文章だったよね???(^^;))?


これが
「2014年続編劇場版制作決定」
だったら、気絶する所でした……ふぅ、助かった。

2199島のCVの鈴村さんはインタビューで
「続編でテレサ狙い」とか言っていらっしゃいましたが(で、ブチ監督に「勝手なこと言ってますが」ってソフトに否定されてましたw)、これで島と「テレサ」はナイ、って分かった。
そうでなきゃグレる。ヤマトのファンヤメるよ、あたしゃ……(^^;)

まあ、2199の島が誰とくっ付こうが、私はかまいません、一向に。
そもそも、2199は「宇宙戦艦ヤマト」のデジャ・ヴュ、です…私にとっては。
世の中には3人似た人が居る、とも言いますし。
山本明ファンにとってはデジャ・ヴュどころか「見間違い」でしかなかったわけだし。
いずれにせよ、波動砲が使えない状態でのヤマトの続編って、一体……。
あの封印を解く、って話から始めないと、
つまりそのエピから入らないとどうにもならんよね?
つーか、
本日の26話でも見たと思いますが、
「古代守の記憶を星のエレメント=起動パスワードみたいなモンとして、ヤマトそのものがコスモリバースになった」わけですよね…
で、守がユキを再生させるために一度コスモリバースを起動させて、その後「沖田さんに船を返した」わけです。
だから、今は「沖田十三がヤマトに魂を宿す形でコスモリバースそのものになった」と。
地球は、その「沖田の記憶を星のエレメントとして」再生するわけだよね。


これの「完全新作」……

ちょっと難しそうじゃないですか。

ってことは、
もしかしたら最近流行の「エピソード0(ゼロ)」的な、ガミラス戦役以前の話だとか。
そうすれば、雪とユリーシャの事故の話とか記憶がない話とか土方さんの活躍とか(笑)描けるよね??あと、火星のアルカディアシティの話とか山本兄の話とか。
うーん、なんかそんな気がして来たよ……

26話までにどうしても拾い切れてない伏線がたくさんあったじゃないですか。
不必要に時間を遡らないと拾えない伏線は、そりゃあ新作でやるしかないよね?

で、ガミラスの方も、亜空間ゲートを作った民族についてとか、ガトランティスとの軋轢だとか、ザルツ人を統制下に置いた頃のこととか、セレステラとミレーネルをデスラーがなんで助けたのかとか、イスカンダル3姉妹の神格化の由来とか……


…んー…。

ただ、そうすると、古代や島は完全にお子ちゃま、だよね…?

若い沖田・土方・徳川・芹沢…なんかが活躍するわけかな……??
ヒゲのない沖田、イケメンの土方、頭ふさふさの徳川、スリムな芹沢……
学生の真田と守、ダサイ新見に小学生の進やら大介やら?
(しばらく考え込む)

…………あんまり食指が動かんなあ(^^;)

つまりは、大真面目な2199のスピンアウト、ってことだよね。




まあ…、
とにもかくにもともかくも、
テレサが出て来て島とらぶになりさえしなけりゃ、
もうなんでも良いよ(^^;)大汗。

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そして父になる

またもや、映画原作本。

あ、こないだ「藁の盾」も読んだんだけどね、書かなかったなwブログ。


ERIは原作本を読む場合は「かならず映画観る前」にしてる。
なぜかというと、
『原作の方がずっと面白いはず』だと信じてるからでありゅ(笑)。

映画はまず、尺の関係で原作全体を網羅出来る「はずがない」。
…ので、代替案が必ず取られている。
改変というより大概が改悪になってることが多い。

たまに例外もある…

映画は映画としてひとつの作品として成り立っているケースだ。
個人的には宮崎駿の「風邪の谷のナウシカ」なんかそれに当たると思う。
映画になったのは6冊あるうちの原作の、1巻までであるが、
あれはあれで完結した描き方をされていた。
あのくらいならば構わない(映画のあとで原作を読みたくなって、更にもう二段階も三段階も凝った内容になっていく。ああいうのだったら許せる)。

「藁の盾」は。
キーとなる登場人物を女性にしたのは何でだろう?と思ったので
映画を見てみるか、と考えたのだが結局観なかった。
原作コンセプトはアイデアとしてとても立ってるとは思うが、ヒュ―マンドラマとしての感動がそれほどなく、乾いた悲劇、みたいな展開に終始していたので「あの話を何度も」観たいと思えなかったのだ。

東野圭吾の「さまよう刃」も同じ理由で、
原作はハードカバーの時代に買って読んだが映画は観なかった。
重松清の「流星ワゴン」が映画化されたら、絶対観に行くつもりなんだが…(苦笑)。


どうも、私の観たいドラマと、大衆にウケそうなドラマとが、上手く合わないらしい。


なにより、原作本が600円〜900円で買えるのに対して(文庫の場合w)
映画はポイント使ってタダにならない限り、1000円以上する。
それで「なんだ、観て損した」と思うのならもったいないじゃないすか。

それに、本好きはみんなこう思ってるはずなのだが、
文章の方が映像よりもより多くの情報を持っている。
一監督の脳内で完成された映像を与えられるより、
自分の経験と感性とで読み解く文章の方が、
ずっと「キモチ良い・面白い」ことが多々あるからだ。

さて、それで、また「観に行こうかどうしようか」と悩んでいるのが
「そして父になる」だ。

原作本をうっかり読んでしまった。

ネタバレを、「つづき」に書いて悩もうと思う…やっぱり行こうか、ヤメようか?(笑)


あ。


最近一番熱心に読んだのは、こういうドラマ系の本じゃない。

まあ、私のお仕事関連のものでもあるのだが…
「犯罪は予測出来る」小宮信夫著/新潮新書
これは735円の文庫で出たばかりの新刊なのだが、
付箋、マーカー、色ペン、ですでに本が使い込んだ参考書みたいになっている…
この教授の本は全部持っていて、全部が私の教科書だ。
もう、悶絶するほど面白い。私にとっては(笑)。


さて、「つづき」には「そして父になる」のあれこれを。

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「風立ちぬ」観に行ったー


ハーロックのあとに、風立ちぬを観に行ったんですが、
まあまあ面白かったです。

………まあまあ面白かった、で済まそうというわけじゃないんだけど(^^;)

物語は、関東大震災から始まって、零戦で終わる。
宮崎駿氏は反戦主義、だと言いますが(だから、「永遠のゼロ」については批判しているらしいw)飛行機や兵器そのものについての造詣はとても深い方です。
そう考えると、反戦…とは言いつつも、戦争を起こすためのファクター(飛行機とか)を溺愛するという点で完全には反戦を唱えられない人なのじゃあないかな、なんて私は思ってしまうのですが(^^;)まあそれは屁理屈ですねい。笑。

設計バカ、飛行機バカ、の堀越二郎さん。
その人の描写も面白いんですが、私は軽井沢のホテルに滞在していた時のエピソードが好きですね。
戦前の日本の富裕層は、ああいうまるで欧州の避暑地のような西洋風の過ごし方をしていたみたいです。
実は私はああ言うのが大好きで(笑)
足しげく通った海外の地というとイギリス(のド田舎w)なのですが、
中流程度のホテルでもお茶の時間とディナーの時間に正装して社交する、そのための暖炉付きの社交ルームがある、揺り椅子が置いてある…なんていうのがとっても好きでした。
見ず知らずの男性が、外国人の未成年みたいに見える私に対してもちゃんとレディをもてなすような仕方で接してくれるのも嬉しかったし(w)。
そういうのって、今の日本の避暑地では高いホテルに行ったって体験出来ませんよね。
その避暑地で始まった恋とか、もうホント(笑)有り得ない。現代では外国行かないとムリ。


あと、この映画は、主人公の喫煙シーンで叩かれてるみたいですが…

学生のもらいタバコ、恩賜のタバコ、重症の肺結核の恋人の枕元での喫煙。
まあ、確かに言われてみれば喫煙シーンは多いんですが、
気になったのは恋人の枕元での喫煙シーンくらいでした。
……まあ、当時はチェーンスモーカーはどんな病気にかかりやすい、とか、知られてなかった時代でもあるのだし。

ただ、結核の彼女がいかに「手を握っていて」とせがんだとしても、
呼吸器系の病気で重症の人のそばで吸うのはなあ、と。
そんくらい我慢せんかい、って堀越二郎に突っ込みそうにはなった(笑)。


美しい飛行機を美しく速く飛ばすこと、が堀越二郎の夢だったのですが、
その夢の実現は多くの犠牲を生みました。

零戦の速度、あれを出すために、装甲を軽くしたこと。
パイロットの背中の防弾装甲が無いに等しかったという事実。
宮崎駿氏は百田尚樹氏の「永遠の0」を批判しているらしいのですが、
堀越二郎が軽量化にこだわり、美しく速く飛ばそうとしたがためにパイロットの命は軽くなった、その悲劇を描いているのは最近では「永遠の0」。
もちろん、その他の史実を元にした手記なんかも、合わせて読めばもっと別の角度からの発見も多々あるんでしょうが…。

劇中、堀越二郎が目標にしているイタリアの設計家が何度も彼の夢に出てきます。
設計者はパイロットじゃないんだから、あなたが自分で飛ばすことを考えなくてもいいんだ、って何度か言ってますよね。
でも、飛ばす人と、作る人とが違う…ってことは、双方に見えていないものが必ずあるってことです。
戦争は、それを悲劇につなげてしまいました…



色々と考えさせられることの多い映画だったですかねえ。


関東大震災の、大地が吠えるような地震の描写と、
堀越二郎役のCVの不自然さと(w)、
松任谷由実の主題歌が耳に残りました。

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