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The Planet of Green  ☆ blog

   

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前回のつづき。慰安婦なのであればそれでいいのだ


ええと、前回矢面に立たせてしまったので誤解のないように追記しますが。

むらかわさんタタキ、をしたかったわけじゃないのよ〜。

うん、むらかわ2199の女子イラストがいわゆるヤマトの従軍慰安婦なのであれば、それはそれでかまわないのだ。
(まあ、厳密に言えばそれも、だったら読者のための慰安婦ではなくホントにヤマトの戦士達のための慰安婦であるべきであり、敢えて「嬉しそうに読者に向かってヤル」のは間違っている、とかそういうことになるが・笑)。


雪ちゃんの乳首・大陰唇丸分かりなイラストをどう見るか、という問題は、
男性は大げさかと思うかも知れないのだが、慰安所や慰安婦が戦地において必要であったか?という問題ととても似た所にあるのではないかと思うのであるまする。


まあね…
「永遠の0」の宮部さんだって、慰安所の必然性は認めてたのだし(ここで引き合いに出すな〜w)。
ラバウルで往路3時間、戦闘1時間、帰路3時間、の空戦を連日こなしていた零戦のパイロットだったら、もしもこの世の見納めにと慰安を懇願されたら、私も断らないかもしれない、とかは思う(思うんかい!!)。
女子挺身隊、というのはつまりソレをご提供する仕事だと言われれば、まあ……そういう極限下ならせめてもの餞にと応じるかもしれない(おーい・笑)。




なんで不愉快だと思ったのか?というのの原因は、
多分これだ(w)
橋本知事の、例の発言(笑)。

まあ、彼の言う通り強制慰安婦をこしらえてたのは日本軍だけじゃないし
色んな国で女性の人権は蹂躙されていた。鬼畜だったのは日本軍兵士だけじゃない。
だから、日本だけが諸外国にペコペコ謝るのはおかしい、とも思う(危うい発言だな。ここだけピックアップして私を叩かないでくれる?広い目で見よう広い目でw)。
民間か、軍か、強制か非強制か。
そんなことも水掛け論でしかない。



現状は、
いいですか(笑)
2199で雪ちゃんが乳首だの大陰唇だのがまるわかりな格好させられてるってことに集約されるのだよ。
そのことを、イラスト内の彼女は、まるで感じていないってことが問題なのだよ。
そういう風に、作家も思っているし、見ている男性たちも思っているわけだよ。
従軍慰安婦問題を云々することの無意味さは、ここに集約されている、と思わない?

あれ(2199の女子隊員服だの雪ちゃんの乳首だの)を「サービス」と評すること、感じることに、
従軍慰安婦を暗黙に容認している、って意識が漂っているわけだよね。
芸術か、わいせつか、にすり替えることも可能、なのかもしれないが。
慰安婦問題と愛のコリーダ問題(w)とは違う、ってなぜか線引きをしたがるが、
根底はどっちも同じなんじゃあなかろうか。


だから、2199を見ていて、
女子隊員の服やポーズがイヤ、と思うのなら、2199自体観なきゃあいいのだ。
嫌なんだけど、ヤマトだから我慢する。
女性側のそう言う態度も私はおかしいと思う(苦笑)。
何となく曖昧に許している時点で、嫌だとか駄目だとか言う資格は、無いんじゃないかな。
我慢してあの雪ちゃん達を見てる、って時点で、慰安婦とか慰安所はとんでもない愚行で嫌で堪らないけど仕方ない……って言ってるのと同じじゃないかな。
(あわわわ、また危険発言w。ココだけピックアップして私を叩かないでくれる?w広い目で見よう広い目でw)


賠償するかしないか、はまた別問題だから、そっから先は知らん。
政治屋さん達が適当にやればいい。アメリカの思い遣り予算を思いっきり削って、そっちに当てればいいじゃない、とか言い始めるとまた違う方向へ行っちゃうからもうやめるけど。






ERIが結構過激なことを書く理由は、
自分の実体験にも基づいている。

知ってる人は知ってるだろうけど、私は30代の始め頃お水をやっていたんだよ。
スナックのねえちゃん、ね。
まあ、経済的な事情でね、やむなくね。


高い時給は、セクハラを容認するためでもあるわけ。
ただ同じテーブルについてお酒を作ってるだけが仕事じゃない。
酔っぱらいのいやらしい視線を笑顔で受け止める代金。
チークタイムでは好きでもない男と抱き合って踊らなくちゃならない。
「お前の顔見飽きたからあっちと変われ」って言われても、笑顔で答えなきゃならない。
いきなり太もも触られても叩いちゃ駄目、怒っちゃ駄目。
さすがにキャバクラじゃあないから、それ以上はないけど、
お金のために嫌でも我慢する、自分も酔っぱらっちゃえばまあそれほど嫌じゃなくなる、っていうことの積み重ねだった。で、お給料もらえる時には「こんなにもらえるんだ」っていうのが励みになるわけ。他の仕事でコツコツ稼ぐより、ほんのちょっと我慢すればこれだけ大金がもらえるんだもん、って。


従軍慰安婦も、あの精神状態なら私でもやっていけるんじゃあないか。
そう思ったこともある。
現に、風俗で働いてる人を私は軽蔑したりはしない。
でも、こういう「嫌でも自分の性を売らなきゃ生きて行けない」という体験をしていない人は、男女問わず性産業に携わる人を密かに内心軽蔑している。
それがいかん、と思うのだ。
性風俗を軽蔑するとしたら、それに携わる女性を軽蔑するのではなく、経営者を軽蔑するのでもなく、『人間性を無視できる消費者』を軽蔑するべきなのだ。


『人間性を無視できる消費者』=金は持っている、しかし人間性はない屑。


『人間性を無視』……これも、多かれ少なかれヒトにはある程度包含される感情だとは思う……
でも、あからさまにこれを恥とも思わず表に出すのが、本当の屑だ。

強制力のもとで、セックス・スレイブとして扱われた、という元慰安婦がいる。
不幸なことに、それが「人間性を無視出来る消費者」に管理された場合、だ。
これも事実だと思う。

元旦那がAVビデオの制作に関わっていた頃、
AV女優がくだらない演出のせいで体調を崩す、怪我をする、ということが何度かあったそうだ。
本人は嫌がっているのに監督もスタッフも「契約だから」と譲らず、結局撮影後何ヶ月か入院するはめになった、と後で聞いたらしい。

そういうのは、強制力のもとでのセックス・スレイブじゃないのか。
でも、国絡みでなければ、しかも敗戦国でなければなんの罪にも問われない(笑)。
賠償も必要ない、本人への謝罪なんて誰もしない。
そうやって完成されたDVDが市場に出回る。
それを観る人は、そんなことが背景にあったなんて知らない…だから、こういう産業に携わる女は、「人間性を無視してもいいのだ」と無条件に感じる、そう感じていないと観られないでしょ?(笑)違いますか?
よしんば、多少はもしや撮影裏話で一人のAV嬢が心身ともに深く傷ついていたと知った、としても、「それはそんな仕事を選んだその子も悪いよな、不幸だったね」などと何となく思うのではないですかね?

それが、やっぱり「雪ちゃんのイラストの乳首と大陰唇まるわかり」を
サービスと感じる心理、に繋がるんでは?
いまどきのサービスカット、だもんな。
ああいう風に描かれる雪の感情?
二次元じゃん、感情なんかないじゃん。
(これが、AV嬢に抱く「その仕事選んだそいつもそいつ」という感情と果てしなく似ている)
嫌だ、と思ってそれを我慢して見ている女性にも「仕事でやってるのだからそういう人はしょうがない」と思う時点で「人間性に思いが及ばない」というお粗末さがある…

三段論法甚だしい?飛躍過ぎ?

いや〜〜、そうだとは思わないなあ…



ただ、セックス産業が「不必要」だとは私は思わない。
二次元であれ、三次元であれ、その仕事をやろう、という人にもそもそも「人の形をしている」という時点で人間性がある、と考える。
だから、その人間性を無視するようなやり方での性欲の満たし方、には断固反対する。
屑にはなりたくない。


だから……


むらかわ2199の雪ちゃんも、喜んであの格好をしているのではなく、
嫌だけど契約だから仕方ない、と割り切ってしているのだと思ってあげることにする。
作家の人間性の下に我慢して奉仕しているのだと、そう思うことにする。
あの笑顔の下にそう言う葛藤があるんじゃないか、と考えること、そういう作業そのものに「人間性の最後の砦がある」と思うのだ。
そう、だから、そう言う意味で「慰安婦なのであれば、かまわないのだ」。
常に、自分は屑にはなりたくない、と思いながら、アレを見るのであれば……。



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男の作家が描くと不愉快である。



なにが?って?

例えば「むらかわみちお」さんの雪ちゃんの絵。

なんで防護に優れたはずの服を着てるのに、
乳首の位置とか大陰唇の位置が分かるように描くんだ?



…まあね。

私もたまにやらないわけではない。
女性作家が出来心でやるのは、自分の持っている物を商品化するという覚悟の上でやっている(本人に自覚があるかないかに関わらず。女性作家も同じ物を持っているのだから)と判断するので、止めはしない。
アマチュア作家が流行のモノマネでするのも止めない。

だけど、プロの、しかも男がそれを描くと不愉快である。

人間の心を持ったキャラクターが乳首と大陰唇を丸出しにしている場合、感情移入はできない。
だから、ケロロ軍曹(原作マンガ)とか、お笑いなら、まだ容認出来る。

けど、
心理描写をおろそかにするつもりのない作家がそれをやる、しかも男性がそれをやると尊敬出来ない。

心理描写とか言ってるけど、あんたの内心はつまり
女は乳首と大陰唇を丸出しにしてこそなんぼ、って思ってんでしょ?バカみたい。
…って分かっちゃうからだ。

だから、そう言う作家の描く女の子の顔がどんなに可愛くて奇麗でも、
やっぱり乳首と大陰唇を丸出しにしてるから可愛いと思えず
気の毒だとしか思えない。
そう言う格好をさせられている時点で、当人の感情は作家に踏み躙られているからだ。
だったら正統派の描写なんかやめて、エロに徹すればいいのに、と思う。
そんならかまわないのだ。
乳首も大陰唇も商品なので、じゃんじゃん描いたらいい。
あ、大陰唇大陰唇って連呼してますが、つまり砕いて言うとオマタの割れ目、である(←なに?!オマエの方がよっぽどヤらしい、って!?バカいうな!!正直なだけだw)。



私がお堅い人間ではないことは、みんな知ってるよね?(笑)

アニメの2199の艦内服や描写程度なら、今時のサービスカットでしょ、で片付けられる。
ただ、時間をかけて眺められるようなイラストやマンガで、しかも人物の心理描写を大事にしたいと語る作家の絵の中にそういうものがあると、人間性を疑う……言ってることとやってること、真逆じゃね?って。


なんだか久しぶりに不愉快だと思った。

つまらん。



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モンスター

またしても百田尚樹さんです。
今、高岡早紀さん主演で映画やってますが。
「モンスター」
原作本のレビューです。


レビュー、つーかね…

あれを読んで、思い出したことなどあれこれ、ですかねえ…。

うーん…
なんというか…
私も小さい頃は苦労したので(^^;)
つづき、に書こうかなあ………
賛否両論あるだろうことは分かってるんだけどもね。

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最新がびーん情報

皆様今晩は。
…一体、私は2199を観る気があるのだろうか……?

本日、バイト先から買い物して4時半頃に帰宅しましたの。
ええ、帰りの道中は、「間にあうな」って思ってましたの。

ところがね…

帰宅して、玄関開けたら2分でご飯…じゃなくて
玄関開けたら「クッサ!!」
なんか多分、末っ子の運動靴の臭いと、ネコのウンチの最兇ブレンド的な臭いがしてさ…
「ああもう、この家に帰ってくるの、イヤ!!」って心底思ってね…(^^;)
しかも、駐車場から玄関までの数メートル。
雑草がさ……
この時期でしょ……
草むしりしないと、みっともないなあ、ってくらい生えてきててさ…
仕事して、買い物して(しかも自分の食べたいものなんか買えない…餓鬼共の好みに合わせて買うと、もうそれだけで予算オーバー…)へとへとになって帰ってきて、ぼうぼうの雑草と玄関の異臭、ときた。

ああ…

逃亡したい………

その狂気と戦いつつ、涙目で臭いの元を探して、
末っ子の臭うクツを玄関の外へ追い出し、
雑草は無視、そしてネコのウンチを掃除した。

ああ………

逃亡したい……

地球を救う大義名分があれば、もうとっくにヤマトに乗ってこんな家後にしてる!!

…などと朦朧と考え。

ああ、晩ご飯、作るつもりで買い物してきたけど、
これは近所のラ―メン屋に食べに行っちゃいたいな、とか考えたりしていて。


はっ……。


気がつけば。
テレビではサザエさんが……orz

5時って時間がよくないよ、5時って時間が!!
深夜で良かったのに……(チッ)


という、本日のがびーん情報でしたが、なにか?

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母のピアノ

このところ、ようつべで好んで聞いているモノがあります。
進撃の巨人…じゃない(w)、

ピアニスト、横内愛弓さんの演奏



素敵な可愛らしい若いピアニストさんです。

んー、なんでこの方の演奏を聴いているかというとね…
彼女の演奏が、ピアニストだった母の演奏にとても良く似ているから、なんです。



私、クラシックのコンサートは嫌いじゃないんで、たまに誘って頂いたりすると行くのですが、ピアノのコンサートにはほとんど行かないんですね… 

私には、音の原風景、ってものがありまして、
私の音感を育てた母親の演奏の他は、どんな有名ピアニストの演奏でも
「だああーー!そこ、違う!そんなん違うっ!」ってなってしまうから、なんです(笑)。

私は楽譜がほとんど読めません…
いっくらやっても苦手で、合唱曲の伴奏なんかもオール暗譜、いわゆる耳コピで弾いてたくらいでした。
(一応、中学高校では合唱コンクールのピアノの伴奏を担当してたんですよ…^^;)
そんな私がどうやって耳コピしてたかというと。
母にまず、弾いてもらうんですね。
それを何回か聞いて、暗記する。
その方法ですべて覚えました。
今でも、ミュージカルでは唄の楽譜もらうんですが、楽譜は頼りにならないのでオケを耳コピです(爆)……


だからね、
母親の楽譜の読み方、というのが染みついている。
聴いていて心地良い、上手い!と感じるのは母に似た演奏なんです。
まあ、生まれたときから何十年もピアノが聞こえていない日はなかったわけだから、
それは当然と言えば当然で…。

けど、すごく不思議だと思うのは…
楽譜って、同じじゃないですか。
テンポも感情の入れ方も、一応基準があって、大体どんな風に弾きなさいね、っていうのが決められている。
なのに、演奏家によってなんであんなに違うんでしょうか…。


例えば同じ曲でも、弾く人が違うと秒数もまったく違うし
所々の表現がまるで違う。
だから、好みの演奏とそうでない演奏とに分かれちゃう。
まあ、お芝居の台本と同じ…と言えば、分からなくもないのですが。


母は、脳疾患で倒れる直前までピアノを弾いていました。
ほんとに、前日まで弾いていた。
今は、自分で髪の毛すら梳かせないような…半身不随の身障者になってしまいましたが、
私の耳には母の演奏するピアノの音が今でもしっかり残ってます。
なんせ、耳コピ能力は半端じゃなかったからね(^^;)


で……


まあ、たまに思い出したように、
母の演奏に似た弾き方をするピアニストを探すことがあるんです。
今までは、山季布枝さんっていうピアニストさんが一番似てるかなあ、って思ってたんですね…

でも、ふとクリックした横内さんのようつべの演奏映像にびっくりしました。
山季さんのより、数倍似てるんです。

見た目は若い女の子なので、まさか、と目を疑いました。
母は74歳です。世代的に、表現のセンスが似ている…なんて思わないですよね??
ところが、大体どの曲を聴いても母の演奏ととても良く似ている。

ことに。

ドビュッシーのアラベスク第一番、
ショパンの幻想即興曲、ノクターン…

聴いてて、涙が出てくるほど。

ベートーヴェンのエリーゼのために、なんかは
聴いてて笑っちゃうほどです。
母が弾いてるみたいにしか聞こえない…結構細部までそう言う印象…。
ん〜〜、ペダルを放すタイミングなのかなあ…??(^^;)



母の演奏は、もう私の頭の中にしか残っていないのですが
(彼女の演奏だけを記録した物なんか残ってないんですよ…発表会のCDは何枚かどっかにあるんですが、母は講師だったのでソロで演奏するとしても最後に一曲披露する程度でした)なんだろうな…、音の出し方が、ともかく母に似ているんです。


(^^;)
いや、
…なにがどう似てるのか……
そんなことはどうやっても伝えようがないんですが。

困ったことに、
横内さんの演奏を聴くたびにボロボロ泣けてきてしまって。
単に、それだけのことだったりするんですけどね………。







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