すごいすごい、という評判なので。
あと、次男が一人で観に行って、ママも観てきなよ〜、と勧めるので。
観てきました。
予備知識はCMの「Let it go」のサビと
タイトルが原題の「Frozen(フローズン)」では分かりにくいので
アンデルセンの「雪の女王」と、ダブルヒロインであることとを併せて
「アナ」と「エルサ」という意味の「アナと雪の女王」にした、ということ、程度。
あ。
「アナライザーと女王の雪」って脳内変換しそうになったのは
某T様と同じかも(^^;;)
実は私が中学生時代、「雪の女王」のゲルダをヒロインに、
舞台を宇宙へ持って行って、
アンドロイドのトナカイと山賊たちは宇宙海賊、ってな設定で
カイをさらった異星の超能力者の女王と戦うバトルファンタジー…を
マンガで描いていた、なんてことを思い出してたのでありますが(^^;)
アンデルセンの「雪の女王」は
実はそれくらい好きな作品…ではありましたので、
この「アナと雪の女王」にもアンデルセン風味をある程度期待していたのは
事実です……
でもまあ、それは根底に流れてるモチーフの一つで
主題は「アナとエルサ」の姉妹愛、つか…
「真実の愛」=「家族愛」、いわゆるフィリア
(ギリシャ語:φιλíα 英語:
philia)
なのでありましょう。
アンデルセンの「雪の女王」と同じモチーフは
アナがゲルダの役回りを果たし
エルサはカイ…みたいなトコだけなのですが
実はカイが雪の女王でもあったという、これはもしや古〜〜いロシアのアニメ「雪の女王」の
『実はゲルダが女王と同じだった』という声の演出を多少意識して作られているのでは?
などと難しいことを考えてしまった私はディズニーアニメファン失格でしょうか(笑)。
なんちて。
まあ、何がモチーフだとか、そんなこたどーでもいいんであります。
楽しめるか、そうでないか、でしょう…… 娯楽作品というのは。
ただ、色々と作品のモチーフとなるものを知っていると、
知らないよりはもっと楽しめる、っていうだけのことです……
「雪の女王」と聞いた瞬間、「ああ、これはアナが誰かを探しに行く話」って
すぐ分かるじゃないですか。
物語の展開上、ディズニーならこうするだろう、っていうお約束も分かるし。
そして、それをいつも見事にいい意味で裏切って魅せてくれるのが
ウォルト・ディズニー・プロダクツ、なんでありますよ。
うん(^^)
今回は、近所の映画館で観たのですが
字幕が観たい、と思ってたのに
字幕版は夜9時以降からの回しかやってない……
ので吹き替えを観てきました。
べつに松さんや聖子ちゃんのお嬢に興味はなかったのですが
(あ、でも松さんはミュージカル「ジェーン・エア」を観てるので
好きな役者さんです。独特の世界を持ってますよね。でも一番魅力的だと思うのは
ヤマザキのCMですが)←おい
楽しめたか否か、といいますと
すなおに「面白かった!感動した!」でありますよ。
しかし、相変わらずディズニープリンス(プリンス、ね)は
「居ない」か「ヘタレ」だなあ…(笑)
今回の「良い方の男子」はハナクソ食べる変わり者だし………(^^;)あ。ネタバレ?w
まあ、一つ言っちゃうと
手放しで「イイ!」と言いたいところなのはヤマヤマですが
私的には、あれほど長年クヨクヨし続けて怯えても居たエルサが、
一人で山に逃げ込んだとたんに解放された気分になっちゃった、その展開のスピードが
ちょっと唐突に映りました。
逡巡が欠片もなかったので
「じゃあだったらアンタ、とっとと何か鬱憤を小出しにする賢い方法を見つけてれば
あんなふうに爆発しないでも済んだかもじゃん」とちょっと目が点に…
エルサの超能力(w)を、ヤマトだったらテレサに置き換えると
分かり易いのかもなあ。
生まれついての能力で大事な人たちを危ない目に遭わせてしまう。
だから、自分を抑えて閉じこもって。
エルサにテレサが被ったのは、もう無理からぬことでありましょう…私の場合(w)。
テレサの場合は、そこにある日ヤマトと島、が現れて何かが弾けた。
でもエルサの場合はオトコは来なくて、妹が男をふたりも引き連れて来たので(^^;)
(なんだかんだ言って、私はエルサ派ですね・爆)
どちらかというと、より引きこもってしまいがちな展開…に見えたんですよ。
なのに、あの唐突な弾けよう…
天空に城建てちゃうからね。
(その氷結能力の描写が、なんか日本のバトルファンタジーっぽい…と思った人は多いと思うw)
まあ、スピード展開は、あれが「ミュ―ジカル舞台」だとすれば
納得が行きます。
そうそう。
画面構成が、モロにミュ―ジカルを意識してましたね!!
近々、あれもミュ―ジカルになると思います… 断言します(笑)
お、そういえば
四季のライオンキングも観に行くよ。
フフフw
そして…
最後にケチひとつ。(こら)
私ねえ……
昨今のディズニーの女の子の絵がキライなんですよね。
幼少時、奇麗だなあ…と思って見ていたのは「眠りの森の美女」。
美人の感覚が時代とともに変わって来ている、のは分かるんですけども…
「眠りの森の美女」のオーロラがバービ―人形だとすれば
最近のディズニープリンセス顔はリカちゃん…というか、ジャパニメーションの
「カワイイ」をリスペクトしてるんでしょうが、だったら初音ミクとかの方が
ずっと可愛い。
なんだろう、あの丸い果物系の顔にデカ目、細い手足…
どうもあれが苦手です。
(なのになぜか、男の子のキャラは昔ながらのモミアゲとか、逆三角形とかだったりすんだよね…^^; 日本の草食男子系がディズニーにまで出て来ちゃったらもう世も末だけども)
あ。
というわけで、
「アナと雪の女王」では、他にいくつか劇場予告版を見ましたが
今度は「マレフィセント」を観に行こうかな、と。
こわくてカッコイイ女王、ってのがイイよね〜〜やっぱ女王だけに(?)
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