郵便受けに、ハガキがきていました。
喪中につき、年末年始のご挨拶を慎んでご遠慮申し上げます
加えて、次女さんの肉筆で、
私を気遣ってくださるメッセージがしたためられていました。
感謝します…
お父様にはたくさんのよい思い出を頂きました。
涙は枯れたと思ったのですが、そうでもないらしいです。
時は残酷ですね…
哀しいと思うあまりに心の自浄作用が働いて忘れさせようとする。
いつの間にか、普通に笑えるようになってしまった自分がいます。
この季節になると、
面会に行かせて頂いた病院の、広い中庭に吹いていた風を思い出します。
事務所のレッスンを急遽欠席して、面会できないだろうと覚悟してそれでも行きました。
面会は出来ませんとユニットの職員に言われ、廊下でしゃがみ込んで泣きました。
お世話のいらないお花と、お手紙を職員に託して、その日は帰りました…
しばらく後に、やっと面会が叶いましたが
それが最後になってしまいました。
どうしたらいいんでしょうね。
忘れていれば、笑っていられる。
でも、忘れてはいけないと思う心がある。
寂しいですよ。
…どうしていなくなってしまわれたんですか?
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