ご無沙汰してます。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて……
巷ではイベントやらイベントやらイベントやら色々あるようですが(…^^; まるで把握はしてないのですが、ヤマトなお友達がイベント出店とかされてたりして小耳に挟んではおります)、私は相変わらずマイペースです。2199の絵は描かないしイベントも興味無しですw
相変わらずすみません、2199にはどうも食指が動かないのです…
が。
ひとつ、美味しい筍ご飯と引き換えに、2199絡みの作品を書きますなんてうっかり口走ってしまったものですからそれはヤリます(^^;)一応、三日月小箱さんのご本に掲載頂く予定です。
それ以外の出来事、をいくつか。
今年もGW中は仕事三昧ですが、毎日のこの気温の高さ。
この季節になると、思い出すのですが……
蛍です。
タイトルにも書いたのですが
自然というのは「自然のまま」、ラフなようで、しかし実は緻密な計算のもとに構成されていたりしますよね。「自然のまま」というのは「適当なさま」ではなく、むしろ計算づくであることの方が多く、ほら、適当に回ってるだけにしか見えな天体の動きだって、計算づくでそのメカニズムを証明出来たりしますもんね。
ああ、タイトルの「初上陸から初飛行まで500度」ってのは何かと言うと。
蛍が、さなぎになるために沢から陸に上がり、土に潜った日から毎日の最高気温を積算して行くとちょうど500度くらいの頃に羽化して飛行を始める、というメカニズムのことなのです。
どこでもそうか、っていうと、それは良く知りませんが……
当ブログに来て下さってる方だと、以前の記事で見たことがあるかも知れませんね。
仲村さんと初めてお会いした日に、私がホタル鑑賞をご一緒した、という記事を。
(というか、それを口実にお会いしたいとお誘いして、幸運にもお会い頂けた、という状態だったのですが…)そのとき、一緒に蛍を観に行ったのが都内某ホテルの庭園、だったのです。
500度の積算気温のお話は、そこの庭園のホタルでは毎年実証されているらしいです。
今年も、4月13日に、上陸が観察されたそうな…
現在の積算気温は、300度超。
おそらく今年も、5月半ばに初飛行が見られる、みたいです。
あの方は亡くなられる数ヶ月前まで、私から見るとまったくそんな前兆はなく(もちろん、具合が悪いとかそういったことをメールしてこられることはそれまでもありませんでしたけどね。いつも陽気なメールばかりを下さっていたので、余計に…)一体どうして…という思いが今でも消えません。
昨年の今頃も、ああ、もうじき蛍の季節だなあ、今年はお誘いしても外出はお出来にならないだろうなあ、と半ば諦めていたものですから、お声掛けすることもしなかったのですが…
でも、なぜだか私はその頃、蛍の舞う庭園を背景にした島とテレサの絵を描いたりなんかしていたんですよね。
最後に、「もう一度観に行きたいですね」と仰っていたのを叶えて差し上げられず、それが今も胸にしこりとなって残っています。
今年も、もうじき蛍が飛びます。
今度こそ、蛍を見送って来ようと思います。
独り善がり?
そうなのかもしれません。
けど。
暖かい夜風の中で、いっしょに水の匂いのする沢をのぞき込みながら、淡い光を見つけては歓声を上げた……あの時間をもう一度確かめて来たいのです。
それが、私なりのお見送りなのかな……、と思っています。
[9回]
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