大河内山荘を出て天龍寺方面へ竹林の小径を下ります。
ガイドブック等で有名なこの道。
ガイド見て素敵だなと感じるのはやっぱり、
掲載されている写真が「観光客で埋まっていないから」なんですよねえ(^^;)
写真だと、どこを撮っても多分全部こんな感じになると思ったので、
おにーさんが写真を動画に切り替えてこの道を下まで下るところを撮りました。
誰も映ってないのはなんかアレなので、私が前を歩きましたよ(笑)
5分程度でこの小径を抜けるんですが、やっぱり動画だとあとから見て楽しいね(^^)♪
え?
スミマセンがそれは非公開です(笑)
若竹の伸びる先に昼日中の明るい空。
暑い日だったので、この小径の日陰は気持ちよかったですよ〜〜
観光客で埋まっている竹林の小径……
下った先にある天龍寺へと入ります。
画面の中のおじさん(知らないヒトw)が指差してる方が、天龍寺の北門です。
うう…
ほんとは、渡月橋からまっすぐメインストリートを下ってくれば、この天龍寺の中を通り抜けてここへ出られたんですよ〜…
ま、学習したんで次回はこのルートでな〜(^^;)
天龍寺までくると、さすがに日曜日の観光地らしいにぎわいです。
大河内山荘がマイナーすぎたせいで、入る人は「知ってる人」だけ。
入園料も周辺の寺社の300円や500円に比べて1000円と高いので、スルーする人が大半です。
フフフ、あんな良いトコだとも知らずに愚かモノドモめ〜〜〜
天龍寺の、池のある、ここも有名な庭園ですが…↓
右手には大きなコイのいる奇麗な小池。
境内にも別料金で入れるようですが、
すずなりになってる観光客を見ていると中に入りたい…って思えなかった(^^;)
同じ庭園でも、天龍寺やおそらく他のお寺の庭園も、
このくらい混んでるのだろうと思いました。
そこでちょっと考えた。
これから行こうとしてる龍安寺の石庭だけど、
そっちも混んでるんかな?
混んでるんだろうな…
混んでるに違いない……
金閣寺が近いし…
一体どんだけ人混みが嫌いなんだか(主におにーさんがw)
私はさほど人混みも嫌じゃないんで、原宿の竹下通り並に混雑したメインストリートの雑踏もそんなに気にならないんだけど、「ほげええええヒトガオオイ〜〜
」とかなってるのを見ると、この先、これより混んでいそうな龍安寺に行くのはどうかなと思えて来ました(笑)。
そんなとき、ふと目に入った「手描き友禅染め体験」の小さな看板。
小学校の修学旅行で京都に来たときも、
「友禅染体験」ってのをやった記憶があるんだけど、その時はスタンプみたいな物を渡されてそれで白い手ぬぐいにポンポンと模様を押して行くだけでした。
工房の人に筆を貸してもらえませんかと口走ったら、「筆で描けるのは名人だけですよ」みたいなことを言われ、怒られたんです。
ふむ。
工房の表に出ている手描きの友禅染のハンカチを
2人で「へえ〜」なんて眺めていたら、
お店の人が出て来て色々説明してくれました。
(うう、ほら。ここでこの店の写真があれば、もっとわかりやすいんですけどね、写真はナイです)
ここで、多分、絵に興味のあるのが私らのうち片方だけだったなら、
この店はスルーしちゃうんでしょう。
でも、2人とも一応絵師なんで、興味津々です(笑)。
こういうとこがね〜(^^)♪
私に取っては嬉しい一瞬なんですよ…
やっぱね、同じ物に同じ程度の興味がないと、なんかズレて行くよね。
おにーさんは「違いがあるのも面白いで」とか言うけどさ。
双方、お互いに相手の自分と違うところに耳を傾ける余裕や度量があれば、違いも楽しいのかもしれないけど、その余裕がなくなった時にはそれが亀裂になって、心が離れて行くんだもの。
我々は趣味の方向も程度もかなり似てるから、
ぼかし方とか、こういう発想はうちらにはないね〜、
日本画でも友禅て特殊だよね〜なんて、同じ視点であれこれ言える(^^)
しかもですね…
「気に入ったのあったら、一枚買うたろか?」って(笑)
で、買うてもろたのがこれです。
友禅でも、プリント生地のハンカチはどこでも買えるっちゃあ買えます。
けど、こういうのは貴重…筆の一発描きですからね…
慣れりゃ描けるのかもしれないですけど、どうなんでしょうか。
こういうモノに「おおお」と揃って興味を引かれた、っていうのが、
実は一番嬉しかった旅のお土産ですね(^^)
ふたりで、ああでもないこれでもない、こっちかな、これも良いなあなんて
散々迷って選んだハンカチ。
大事にするよん
(つづく)
[6回]
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