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カテゴリー「独り言的なモノ」の記事一覧

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ありがとうございます



秀生さんへのお見舞いの言葉を沢山の方から拍手に頂いています。
ほんとにありがとうございます…


色紙といっしょに、お届けしたいと思っていますが、
私自身に伺える時間が無く、まだ行けずにいます… 
私が体調を崩しがち(このとこ、ずっとどうもお腹に来る風邪を引いてるっぽいんです。治ったり戻ったり…)なので、病棟へ入るには申し訳ないということもあり…。


有り難いことに、声のお仕事も順調に頂いていまして、
そのためのリハーサルに必要な時間、本番、そしてその他の仕事等をこなしていくと、体調を治しつつ仕事をするので最近は精一杯だったりします。
健康な人に会うのとは、わけが違いますものね…


というわけで、お見舞いのメッセージを寄せて下さった皆様、
まだ彼の方のお顔を私は直接拝見していませんが、
一人一人の皆さんのお気持ちを大きめの文字で綴ったものを
お渡しして来ようと思っていますので、もうしばらくお待ちください。



お元気な時のあの方のお話を少し、書きたいと思います。
(つづきへ)




拍手[15回]

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自分の知らない間に

「ヤマト2」の島大介の場合。

自分が知らない間に、大好きな人を亡くす…という体験をしています。


自分が知らない間に、何も出来ないうちに。


これって、かなり衝撃強いと思います……思いません?



実は私自身も今、母が慕っていた父の母(私の祖母)が去年の暮れに亡くなっているということを、母にいまだに知らせることが出来ないでいます。
認知症とはいえ、過去の記憶だけは鮮明な母に、どう伝えれば良いのか分からないからです。
母には、申し訳ないことをしていると思っていますが… 
知らないままの方が幸せなのかもしれないと思うと、言い出すことが出来ません。
でも、それが本当に良いことなのかどうか?
それは、わからないままです。


この数年、旧作のヤマトシリーズで活躍された声優さんが相次いで鬼籍に入られ、
そのほとんどは闘病されていたという事実や亡くなられた日にちすら、すぐには私たちの耳には入って来ませんでした。

その都度、
「あの日、あの方は亡くなられたんだ」と思ってしまう度、
やりきれない思いに駆られることはなかったですか?

もちろん、直接会ったことも話したこともない声優さん達でしょうけれど、
ヤマトを通してであれば誰よりもよく知っていると、思えた方々でした。



実を言えば、
こんな風にメランコリックな考え方をするのは少々気恥ずかしいんです…。

だって、自分が同じ世界に入ってやっぱり分かったことは、
声優さんたちにとって、ヤマトはとても売れた作品だったには違いないですが、
出演した時間というのは収録のためのほんの数時間で、
私たちファンが思っているほど作品自体に思い入れはないんだ、という事実。
声優さん達にとっては、ヤマトも他の多くの作品の一つにすぎない。
声優さん達とファンとの温度差は、驚くほど大きい…って言うのは確かなのですから。

だとしても。

闘病されていたことも知らず
どれほど苦しい戦いをされていたのかも知らずに、
あとから「実はいついつに・・・」と訃報を聞かされたときの痛みは実に切ないものです…


もちろんね。

声優さんは古代君じゃない。
真田さんじゃないし、守さんでもない。
沖田艦長でもないです。
でも、
ヤマトが大好きだった、あの頃の自分に語りかけてくれていたのは、
あの方達の声でした。

だからこそ、知らない間に、いなくなってしまわれたことは、
あまりにも哀しい出来事だったんです。



ご病気は、仕方がないし、
年齢を重ねて行くことも止められることじゃないです。
亡くなられるのも、仕方がないこと…

でも、幸か不幸か私は、まだお元気なうちに彼の方の近くに行くことが出来ました。
この先、厳しい現実がもちろんあるのでしょうが(それは自分の母についてだって同じことで、…ですから、もちろん、ずっと張り付いていることも出来ないとは思いますが)知らない間に……ということだけは無いようにしたいと、思いました。


声優としてのあのお声にどれだけ夢を頂いたか。
富山さんにも、広川さんにも、青野さんにも、納谷さんにも、小林さんにも… 
もちろん今まだご活躍しておられる方も含めて、
子ども時代を豊かにして頂いたという思いは、とても大きいです。

ですから、お伝えできる限りは、
その思いをお伝えして、励まして差し上げたいと思うのです。


もしも同じような思いをお伝えしたいと考える方がおられましたら。
拍手でも、直メールでも、ここへのコメントでも何でも。
エールをお伝えくださいという伝言があれば、お見舞いに伺う際、彼の方へお伝えします。
拍手にコメント頂いている方が既に何人かおられますので、
その皆さんの分もね… かならず。





私には、父がいませんでした。

7つの時に父母が離婚し、その後二十歳の時に父が病死するまで、
何度かしか会ったことがありませんでした。
母は、私が父と会うことを嫌いましたが、私は父が大好きでした。

その頃、テレビから、理想的なお父さん…を彷彿とさせる声がよく流れていました。
「草原の少女ローラ」のインガルスお父さん。
「ヤマト」の島大介。
「この木何の木気になる木」の日立のCMナレーション。
父とは似ても似つかない優しい声の人でしたが、
父の代わりにあのお声を聴いて私は育ったようなものでした。


思えば、ネットの海を、あの方を探してまわり
小さな手がかりを頼りにやっとお手紙を出せるようになった数年前。
私はとても焦っていました。
ご活躍を耳にしなくなり、どこのプロダクションにも所属されていないために
ご連絡先も分からず。
どうか私の知らない間に、いなくなったりしないで、と毎日祈るような気持ちで
過ごしていました。

ですが、結局… こうしてお近くに行くと言うことは
来るべき瞬間にも対峙しなくちゃならない、ということだったと
今更ながら気がついて。




私に、励まして差し上げて欲しいと伝えて来られたのは
あの方のケアマネージャーさんでした。
「ファンの皆さんの力は絶大です。
ご自分が必要とされているという気持ちは、何よりも励ましになりますから」と。
そんなに信用頂いているのかと、こちらが感謝するくらいです。

でも、私だけじゃないということも、お伝えしたい。

ヤマぷちで皆さんに書いて頂いた寄せ書きは、
あの方にとってきっと大きな励ましになるでしょう。
引き続き、何かエールをお送りしたい、と思われた場合は、ぜひ私に伝言してください。
必ずお伝えいたします。




……そして、私も皆さんにお伝えします。
お元気なのか、どんなご様子なのか。


知らない間に、…などということのないように。




拍手[17回]

ホッとしました

CVの彼の方について、続報です。

先日、ヤマぷちにてお見舞いの色紙を書いて下さいました皆様、
ほんとにありがとうございました!!

1日に近しい方がご家族にお会いになられて伝えて下さったのですが
意識も戻られ、現在は意思の疎通も可能ですとか。
私が直に色紙をお持ちしてお見舞いに伺う許可が下りましたので、
近いうちに行って参ります。

ただ、やはり進んでリハビリをしようという気力があまりないとのことで、
私はそのあたりについて励まして差し上げてください、と言付かりました…


知っての通り、気力を失いつつある病床の高齢の方を励ますのは
普通のご病気の方を励ます以上に難しいものがあります。
ことに、役者であられる彼は言葉の小さな意味にも敏感で
有り体の言葉で普通に励ます、ということはなかなかできません……

それに、彼の方は来年は79歳になられます。
このお年で、長期の入院ですから、退院後に以前と同じような独居生活に戻れるかどうかというのははっきり言って難しいのではないかと思っています。
色々考えてしまうと、気分が沈んでしまうだけですから、
やめておきますが。

誰もが行く道で、これだけは回避できない摂理ではあります。
だからといって「あーあ残念だねえ」で終わらせたくありません。
私に何が出来るのかわかりませんが、
とにかくお顔を拝見して参ります。






拍手[10回]

ヤマぷち★戦利品

行ってないのに戦利品〜。





これは、28日(月)にたまたま私が休みだったことと、
比較的近郊でオフ会(ランチのみ)があり、それに誘って頂いたその場で
頂いたものの数々です。

行ってないのに(笑)
ありがとうございます、すいません〜…。




ヤマぷち、参戦された皆様方、お疲れさまでした!!!
なにやら非常に楽しまれたようで。
皆様のブログがとっても嬉しそうな記事で満載なのを見て、
「……う〜〜〜みゅ、こりは…「蛍」あたりをとっとと書き上げて……、
つか、完成されたものを次なるイベントにでも持参してだな……」
などと(まったくもって2199萌えとはほど遠いのですが^^;)
心を動かされたことでありました。




今までERIは「書籍の形にして何かを出す」というコトを
やったことがありません。
根性が無いのが第一。
次に、自分の納得のいくクオリティで仕上げようと思ったら
とんでもなくコスパが悪い…ということが第二。
第三に、私の場合、文章から挿絵から表紙からレイアウトまで、
完全に独りでやる事になっちゃうのが虚しい。
しかも、やり始めると書き下ろしのマンガ描いたり絶対しそう……(^^;)
栞も付けちゃったりしてね、もう止まらないと思われ。

……なのに、「まさか同人で独りで出してて1冊この値段なんて絶対申し訳ない」とか思っちゃって、結局大赤字になりそうで(印刷物を作るって、目玉が飛び出るほど色々世知辛い予算が必要、…って皆さんご存知ですよねw)………。




えっ?
そんなことはいいから、
前々から「描く」って言ってたモノを先にやらんかい?
うがああ!!
そそそそうですよねっ………(^^;)
(・・・挿絵にトランプにカレンダーに…キリリクも・・・)



ただまあ、
クオリティの高い絵を仕上げるにはいまだ心の余裕が無く(言い訳)
今回も、2199関連のイラストを描かなかったわけではないのですが
ほんと、完成度に関しては大変申し訳ない程度のものしかご協力できず
にもかかわらず喜んで頂いた著者のかたにはマジ感謝以外なにもすることが出来ませんで…。
にもかかわらずこんな、お菓子まで頂いちゃってもう… 
あ、色々美味しかったです♪
写真に写っているお菓子はあらかた私の胃袋の中へ既に(笑)
ご馳走さまでございました♪


また、
会場では某CVの方へのお見舞いの色紙を皆様に書いて頂きました。
本当に感謝しております。
11月1日にどのようにお渡しするか、親しい方を通して
相談しまして決めますが、ファンからのご回復をお祈りする気持ちが
彼の方にもきっと届くのではないか、と思っております。
ありがとうございました!


宴の余韻はまだ覚めやらぬことでしょう。
皆さんのヤマぷち参戦ブログ記事、引き続き楽しみに読みに行かせて頂きます。
お疲れさまでした〜〜!



拍手[4回]

自衛隊の観閲式

私んちの最寄り駅の、一つ向こうの駅の上空を
低高度で編隊組んだ自衛隊機がフライパスする、何機も何機も。
「観閲式」というと、その光景を思い出す。

そこの駅に、県庁所在地があるから…なのだったっけ?
どうしてこの辺の上空を通るのか、よくは知らない。

最近は、うるさい…と言われてるんだかなんだか、あんまり低空では飛ばないようだけど、何日も前から練習して同じコースを編隊組んで飛んで行くので「ああ、またこの季節か」と思うわけだ。


戦闘機は、嫌いじゃない。
一頃は、自衛隊の基地にしょっちゅう見学に行っていたくらいだから、
嫌いじゃない…どころか好き、だった。
音を聴くだけで、輸送機なのか戦闘機なのかの区別はつく。
姿が見えなくても機種を当てられるものだってある。
茨城県の百里基地へは何十回も行った。
基地の中へも何度も入っている。
当時の一線配備のF-4ファントムがスクランブル発進する関東の基地で、一番近いのがそこだったからだ。
朝霞や入間には、F-4やF-15は滅多に来なかった。
百里は滑走路のすぐそばを車道が通っているし、格納庫のすぐ裏まで通っている農道を知っていたのでいつもピクニック気分でそこまで車を入れていた。
いつでも間近にファントムやイーグルを見られる基地としては百里がダントツだった。


入間の基地祭にも何度か行っている。
厚木の米軍基地にも行ったっけなあ。
百里では滑走路に待機中のMU-2のコックピットに乗せてもらった。
本来、見学者を実機に乗せるのはNGなのらしいけど、もう20年以上前の出来事なので時効、ってことで。



私が、こんなに戦闘機フリークになってた理由は、何だったのか。
まあ、もちろん、マンガとかの影響もある……
「ファントム無頼」新谷かおる/が月刊サンデーだかに連載中、大好きで読んでいた…その影響。
けど、一番の理由は、当時のカレシが戦闘機だの軍艦だのが大好きだったから、なのだ。
だから、そういえば、横須賀へもよく行っていた。
建物の間から見える灰色のビルが、どう見てもゆっくり動いてる!!それを見て肝を潰していたら、岸壁近くをゆっくり航行している軍艦だった、なんてことも思い出す。




観閲式のときは、どの方角から朝霞へ向かって編隊が飛ぶのかを知っていて、
遠くからやってくる編隊をずっと追って写真が撮れる、上空に障害物の無い場所まで車を走らせた。
家から20分程度の、田舎の農道だ。

北の方から南へくだる色んな機種の編隊を、あちこちでカメラを抱えた人が撮影している。

当時、20年くらい前。
その場所で。

その光景を私が彼氏と見たのは、
軽トラックの、たくさん積んだ荷物の上から、だった。
その荷物って言うのは、私の家財道具。

晴れた日曜日だった。

私と彼氏は、私の荷物をタンスやベッドごと家から運び出して、
引っ越し先へ運ぶ前に、その農道へ車を走らせた。
観閲式だから、あそこで写真撮ろう。
ソレが終わったら、引っ越し先へ行こう。


彼氏にとっては、私の引っ越しより、観閲式の方が大事だったのかな、と
あのときも薄々分かってはいたのだが(笑)

私にとっては、彼氏を選んで家を捨てる、かなり重大な決心をした日だったんだけど。
おつきあいを私の親に反対されていたから、駆け落ち…じゃなくて、
彼氏の家のすぐ側にアパートを借りて、独りで暮らすことにした、その初日だった。



空を見ながら、ちょっと思った。

かっこいいけど、
乾いているな、って。

あれみんな、人殺しのための兵器だよなあ。
まあ、ああいうのがなかったら、有事の際に国を守るのは誰?って話だけど
有事、か。
……私にとっては、今日が有事なんだけどな。
どっか外国が攻めて来たら?
別にいいんじゃない……
一発で知らない間に死なせてくれるんなら、別に怒んないよ、なんて。
自分を守るためとか、誰かを守るためとか、国益とか国境とか外交手段とか……
なんか色々聞こえは良いけど、結局人殺しだよね?
ま、国家レベルでやるなら犯罪にはならない、っつか?



乾いているなあ、と。

親には無断で、親がいないのを見計らって、逃げるように家を出て来たその足で。
私はカメラを構えた彼氏と一緒に延々、上を眺めてた。
飛行編隊の爆音がひっきりなしに振ってくる、妙に高い秋の空。

大好きな彼氏が横にいたけど、
未来を感じるような気分にはあんまりなれなくて。


ただ、乾いていたなあ……と。



観閲式、と聞くと、
あの爆音を空に聞くと、
それだけが、思い出される。

(^^;)



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