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島大介とチャラスケの絶対的相違

今回は、勝手に島くん分析、なんです(笑)。



**


第4章の上映もつつがなく終わりまして、もう2月です。

ある人へのメールに取り留めなく書いていて、 ハッ、と気がついたことがあって。

それが、「島大介と2199のチャラスケとの絶対的な相違点」
(小難しく書くな、小難しくw)





ERIは、やっぱりどうしても2199の島大介、生理的にダメだわ(笑)。

その理由は今まで漠然としてたんだけど、やっとはっきりした。




***



私が旧作「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの島大介を好きだった最大の理由は、
よくよく思い起こせば「島がディフェンスに徹していたから」だったんです。



説明しよう! (…って、要らんし)^^;



島大介は旧作ではそもそも、専守防衛が身上の運転手、でした。
彼には、敵(ガミラス)への復讐心があんまりなくて、
主に家族を守りたいって言う 動機であの戦いに参加していた。
それはシリーズが進んでも変わらず、
愛するものたちが住む場所、母なる地球を救いたいという願いが彼の戦いの動機でした。

あの時代だったから従軍は半ば必然で、生活の糧を得るために戦闘せざるを得なかったけど、
彼は戦艦パイロットだとしても戦闘するためにパイロットになったんじゃない、という感じでした。

一貫して立ち居振る舞いとか台詞も好戦的ではありませんでしたし、
「逃げてでも先を急ごう」と具申したり
ヤマト本来の姿は闘う船じゃない、っていうセリフもありました。


戦火の中にあっても、彼は戦士じゃなくパイロットだった。

それが、そもそもの島大介の魅力だったんです……。

少なくともERIが島に惚れて、その後も応援したいと思ったのは、
それが最大の理由でした。

もちろん、長男キャラだっていうのも重要ですが(爆)。
前線で闘う古代に対して、運行という面で守りを固める島、というチームワーク。
そういう形で、2人が対等なライバルとして共闘してた。
それが旧作の古代と島の関係でした。
それが、あのドラマの中での島の魅力だった。



旧作では、好戦的でない島だったから、テレサも彼に惹かれたんだ、…と私は思うんだな。

「2」では明確に「戦いを好まない」のがテレザートのテレサでした。
古代や斉藤は戦闘する男、だったから、 テレサは彼らにはなびかず、頑な態度を続けてた。

例えば、「2」の15話で、
テレザリアムに先行して辿り着いた古代と真田と斉藤は ザバイバルとの肉弾戦の直後でしたから、
おそらく硝煙や血の臭いがしてたと思う。
殺し合いをしてきた男たちと、そのにおいのしなかった島(散髪してコサージュまで着けてたしな)w。
どっちをテレサが好むかは、はっきりしてたと思うわけですよ。

まあ、その辺は私の勝手な想像の範疇を出ないんだけど…w
状況考えればそれが自然だよね。


自ら好んで戦っているわけじゃなく、
守りたいもの、支えたい相棒がいるからヤマトに乗り込んでる島は、
敵への明確な殺意とか復讐心とかを持っていない。
そこに、テレサのスタンスが共鳴したんだと思いたかった。


で、物語を構築する脚本家としても、(…プロデューサーの思惑はわからんけどもw)
単に島が雪を捕まえ損なったんで不憫だから「2」で適当にテレサを充てがった(w)というわけではなく。
闘う男の古代に対して、専守防衛の運転手、って位置づけで、
島とテレサとのロマンスを考えたんだと、……
そういう辻褄はシナリオ上でもちゃんとしてたと思うんですよ。

だからこそ、終盤で「自分は死のうとも戦いたくなかったテレサ」が、
「戦わずに死にかけている恋人を救いたい一心で禁忌に手を染めた」という愛の形が
涙を誘ったのだろうと。
80年代の子どもアニメなんで、脚本の思惑は浅いのかと思いきや、
あの話のシナリオは 恋愛ストーリーとしてはかなり深いんですよ?

それもみんな、島が「守りの剣(ディフェンス)」を持って戦っていた男だったから
成り立ったお話なんだと、そうは思いませんか。






けど、一方で。

「2199の島大介」は明確な復讐心を持って、ヤマトで闘ってるわけです……
ここが、もうまったく違う。


古代とのチームワークも、島が個人的にガミラスへの復讐心をむき出しにしてるから、
オフェンスとディフェンスという共闘が成り立っていない。
単に、ほんとただの仲良しな「戦術責任者と運行責任者」の若造エリート。
だから、「ライバル」って感じがしないんです。
仲が良いだけ、単に慣れ合ってるだけ。

先陣を切って飛び出して行く古代を、きっちり後方支援してやる島、っていう図にならない。
古代のゼロ&戦闘機隊と、ヤマト本体との連携作戦、っていう図が薄っぺらい。
もっと言っちゃうと、あの布陣では戦局に不安を覚える(笑)。
(だって、島まで後ろでギラギラしてるからですw。下手すると、ただの復讐鬼集団のよう)
現に、薮にまで言われてるじゃないですか……
「エリートって、案外脆いもんですよ」って(苦笑)。

でも、この先チャラスケだって「憎しみはもう感じません(by玲)」みたいに
成長してくんだろう、って意見もなきにしもあらずですが、
すでにもはや「彼の背景は変えられない」わけですよ。
チャラスケの過去は変わらないのだから、どうひっくり返っても
チャラは旧作の島のようにはなれない。


そこへいくと、
旧作の島は個人的感傷に揺さぶられることなく、
きっちり古代をサポートできる揺るぎない背景を持ってた。
本当の、脆くないエリートだったわけです(はぁと)。
防衛軍本部は旧作の方が優秀ですね、そういう人選をちゃんとしてるわけだし(笑・そこまで言うか。…いや、そういや防衛軍本部も、2199ではある意味破綻してるじゃないかw)。





2199の島のバックボーンをああいう風に変えたことで
確かに新鮮味は増したかも知れませんが、
ありゃちょっと浅知恵だったような気がして しかたありません、ブチ監督!(笑)

まあ、現実的なのはどっちかって言ったら、
そりゃあ2199の方が「あるある」なんでしょうけど…w
だから、そこがアレなんですよね。

下手にリアル追求せずに、きっちり旧作で作られてたところはいじるなよ、と。

「うーちかーたはじめっ」だの「浣腸(艦長)」だのという中途半端なリアル追求が、
映像への感情移入をブチブチ中断させるのと似ています。
モロに「リメイクの罠」にはまった典型例のひとつ、といっても過言ではないような気さえしますね。






…とかなんとか、 久方ぶりにボロクソに書きましたが(笑)
ああ、だから2199のチャラに惹かれないんだなあ……って、
自分が理解出来た、というか。

ああ、だから悪いんだけど、 チャラスケ。
あんた、やっぱ、生理的にダメ(爆)。
ゴメン………(^^;)





でね、付け足し。
2199が、2201へと続いたとして。
「2」か「さらば」か分かんないけど、続編があるとして……

そうなると、一体テレサの人物像はどうなっちゃうんだろう。
それが心配だ〜すっごく。
ただの天然ボケ宇宙人みたいなことにならないといいんだけど。
まあ、島とくっ付かないのなら全然心配ないんだけどさ(w)!

だから、チャラスケには早いとこ、玲か新見さんか、
誰でもいいからその辺の女子とくっ付いてしまって欲しいんだよね〜〜〜〜。


ガンバレ、チャラスケ〜〜!!

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