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モンスター

またしても百田尚樹さんです。
今、高岡早紀さん主演で映画やってますが。
「モンスター」
原作本のレビューです。


レビュー、つーかね…

あれを読んで、思い出したことなどあれこれ、ですかねえ…。

うーん…
なんというか…
私も小さい頃は苦労したので(^^;)
つづき、に書こうかなあ………
賛否両論あるだろうことは分かってるんだけどもね。

拍手[1回]


**********

つづき。



「モンスター」は、生まれつきすごいアンバランスなお顔の女子が、整形で超絶美女へ生まれ変わって、かつて自分を醜いと罵った相手に復讐して回る、てなお話です。
百田さんにかかると、このどうしようもないB級シネマチックなストーリーがすごく面白くなっちゃうのが困りもの(^^;)。

「永遠の0」も、あらすじだけ読むと「よくある話じゃん(=要は、ベタ)」なんだが、
筋立てが巧妙で分かっちゃ居るけど引き込まれる、という心地良さを味わえる。

ただ、この「モンスター」に関しては
確かに整形(ただし顔面のみ)の生々しさとか、大変さとか、っていうのは伝わってくるんだけれども、ヒロインが苦労するのは顔だけ、っていうのがちょと現実味がないといえばない。

あと、醜さ故に蔑まれ続けてきたから、身体を売って整形の資金稼ぎをすることにも抵抗がない、というヒロインの感情の変遷にも違和感有り。
その辺は、やっぱり男性の描いたものだなあ、っていうのが滲み出ちゃっててちょっと残念だった。


まあ、原作本のストレートな感想はその辺かなあ…
感動、はそれほど無し(苦笑)。
映画、濡れ場が沢山あるみたいですが(w)高岡早紀さんのファンなら垂涎ものかもしんないけど、やっぱ百田作品は文章のマジックを味わうものだと再認識。映像化してしまうと下手すると陳腐なB級映画になっちまいそうで、心配です……


で、ERIは逆に、
あれを読んで自分の若い頃のことを思い出した。

ERIさんて、すっごいブス子ちゃんだったんだよ。
(だった、って(笑)今は違う、みたいな風に聞こえるかも知んないけど…いや、今は一応役者やってる身なのであんまり小汚いと怒られちゃうんですよ。必死で年齢不相応な若作りをしてるだけ。)

とにかく、私は自分の顔が嫌いでした。
ていうか、全身見た目全部、大嫌いだった。

母が、町内でも有名な美人だった、というのもある。
妹は母似で可愛かった。
でも、私は「美女と野獣」と言われた母と父の(^^;)、父の方に似ちゃったんだな。
面長な顔の輪郭も嫌い、目も一重で嫌い。
お前の口がもうちょっと小さければ、平安時代なら美人かも、と言った学校の先生もでえっ嫌えだった。
しかも、10歳で膠原病を煩ったのでちょっと小太りで、腎臓も悪いからすぐ足がむくむ、つまり下半身デブなわけ。
手も大っ嫌いなパーツで、女子高生時代にしみじみ自分の両手を眺め、「赤松のよう」と思ったりしたもので。
自分の身体の中で好きなパーツなんて、一個もない。
可愛い、と言われる妹も嫌いだし、
美人だと噂される母親を自慢だと思ったこともなかった。

つまり、作中何度か描かれているように
ブサイクだと心も醜くなる、っていうのはホンット、その通りだと思う。


ただ、私の場合はメイクに興味を持ったことで少し変わって行った。

20代の頃はずっと化粧品店でアルバイトをしていたから、
基礎から奇麗に「作る」ことを教えてもらって一生懸命自分を作るようになった。
体型についても、水泳に通ったり細く見える服を研究したり、そういうことでなんとか「チラっと見はまあ悪くない」くらいに「作れるように」なっていった。


要は、これ整形みたいなものなんだと思う。

動機は完全に「自己満足のため」。
もちろんつき合っていた彼氏がいたけど、彼氏のために奇麗になろう、などとは微塵も思わず(笑)。
結婚してもそれは同じで、旦那のために奇麗になろうと思ったことは一度もない。

私の場合、「自分を奇麗に作る目的」は、100%自己満足するため、だ。


その根底にあるのは、
やっぱり小さい頃「妹さんとお母さんは奇麗だけど、お姉ちゃんはブサイクね」と
散々言われたことへの復讐心なんだろうなと、あの本を読んで実感した。

普通、心理学では女性でも男性でも奇麗にすることの目的は異性の目を引くため(子孫を残すため)だと言われるみたいだが、私にとってそれはまるで適用されない。
よく、結婚後とか産後とか、奥さんがメイクもなんもしなくなって旦那さんがげんなり、なんていうのを見聞きするけども、私はそれが(メイクしなくなって色気もくそもなくなる女性)というのがよく理解出来ない。

だって、自分を奇麗に作ることってゆーのは、
年を取れば取るほど難しくなって行くわけですよ。
若い頃には何もしなくたって手に入ったもの(肌の張りとか、髪の毛の艶とか)が、年取るとお金使って補って行かないと、自然にはもう出て来ないんだもの。
なのに、その時点で手を抜いてどうするんだろう…?
怖くないのかな、と思っちゃうんだよね。

まあ、そのおかげで「若いね」とか「色っぽい」とか褒められるのは、オマケみたいなもんで。

決して、年甲斐もなく男を捕まえたいとかっていう目的でおしゃれしてるんじゃないんだよ……(笑)

相手が決まっていようが、年齢不相応だと言われようが、
私は不細工だった小さい頃の自分のために、奇麗でいることに手を抜かない、って決めている。
そうしていないと、心が折れそうな気がするから。
てへへ。


とまあ、「モンスター」を読みながら、妙に感傷的になった、というお話でありました。




……でもな………




なるほど………
二重埋没法で8万か……ビンボだから、バレない二重、ってテープ方式でやってるが、あれもなかなか面倒くさいしな…手術しちゃおうかな……メイクだけでやって行くのは最近だんだん限界を感じてるしな……
なになに……?
涙袋を作ると目元のしわが目立たないらしいぞ……
シミを取るレーザー治療は一体いくらなのだ……
なるほど………
そろそろ、整形に頼るかな………
ロト7が当たったら、絶対整形するぞ……


などと、真剣に考える今日この頃ですが、なにか?(笑)

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