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The Planet of Green  ☆ blog

   

きっかけ

このところずっと無気力でしたが、前売り券を買ったので行かねば…と思い。

「009 RE:CYBORG」を観てきました。

今日は、久しぶりのお休みでしたし。

まあ、どうせリメイクだし。
なんか、巷では「難解」だってビミョーな評判だし。
でも、前売り券あるからなあ。
じゃ、行くか。
……3Dなの?
…目、疲れるかもなあ………


と、少々消極的に向かった劇場だったんであります。


が。



無気力を払拭するスイッチって、どこに落ちてるやら分かりませんね。



以下は「つづき」へ。

009の感想もついでに。
ネタバレ? ……
ネタバレ、どんな事書いてもその心配はないんじゃないかなあ、あの作品………??(笑)

*********
ここから「つづき」です。




ええと、まず…。

私にしか読めない拍手コメントに、どんなご意見を書いていらしても私にしか伝わりません。
ご自分以外の沢山の方が、ERIに何を書いてこられたか。
各々の方にも他の方のメッセージは分からないわけです。
そういう意味では、拍手コメントに何かを書いて残すのって、すごく冒険だと思いません?


なのに、前の記事の拍手にコメントをくださった方々のお気持ちは、奇跡のように皆さん全く同じでした。

そのことに、私は感動しましたしすごく勇気づけられました。
リアルでお会いしてる方もいらっしゃいますし、ネットでしか存じ上げない方も、また「初めて書きます」と言って下さる方もおられます。30件近い書き込みが、他の方の意見をまったく読むことが出来ない状態なのにもかかわらず、みなさんが同じ気持ちのこもった言葉で、私を励まし慰めて下さいました。


ほんとにありがとう。


たった一度、悪質なコメントを残して行った誰かさんのせいで、
今でも実は、拍手コメントをチェックするのが「怖い」です。

確かに、私だって完璧な善人じゃない… 
いえ、悪人なのかもしれません、ある側面からみれば。

でも、自分を保ちながら、出来るだけ他の人を傷つけないように、示せるはずの好意を封印したりできたはずの親切を怠ったりしないように、自分なりに懸命に生きてるんです。



それが善か、悪か。


決めるのは、自分でもなければ、他人でもない。
時間と状況が、いずれしかるべき結果を出す。
だからこそ、「自分のしたことは全部自分に帰ってくる」という図式が成り立つわけです。
私にも、誰にも、他人を裁く権利はない………


そして、その同じ意味において。

私を、拍手コメントで励まして下さった温かいこころの持主の皆さんには、きっと温かい気持ちが帰って行くはずです。それがどんな風にそうなるか、については、分かりませんが……



で、ERI自身も。

励まして下さって味方だよと言って下さった皆さんに、知らん顔は出来ないなと。
やっぱりそう思ったわけです。

今回は、以前夏に凹んだ時よりダメージ大きいので(前は、私の行動のせいでお友達に迷惑かけました。そのせいで落ち込んだんですが、それの比じゃなかった。自分が直に攻撃に晒されるって言うのは、これほどおっかないことだったんだ、って思った……)今すぐ以前と同様にバンバン更新したりってことがまだ出来ないんですが…
(来年のカレンダー企画や、冬インテ参戦なんかも考えてたんだけどねw …ちょっと、それは無理かも^^;)
少しずつ、浮上する気持ちになってきました。

それが、励まして下さった皆さんへの一番の恩返しだと思うから。


よし。
腕まくり(笑)。



**************




そんで、その第一弾がこれって………
恩返しになるんだろうか??(笑)





009観て来た感想ってw



ここまでで、相当長くなってるんで、本格的な感想は次回以降に載せるとして。

ERIは、不覚にも009観て終盤で泣きました。
色んな意味で感動した……

難解。
たしかに。

でも、小学生の頃から原作に感化され、アニメも続編も、その他の石ノ森作品も網羅して来たファンとしては、「よくぞ作ってくれた」と製作陣に感謝を覚えました。

へ?
ヤマト2199はどうなのよ、って?(笑)


うーん……

ぶっちゃけて言うと、私自身は、作品としての質は2199より上だと思いますねえ。
何が、って言うと、…根底に流れるテーマが、もうすでに上質というか。
はわわわわ、ごめんなさい(^^;)。
強いて言うと、「時計仕掛けの虜囚」という回がありましたね。
一番ヤマトらしくない回ですが、そもそも「サイボーグ009」というのは、あれに共通するいわば「人ならざるものを介して語られる、人としての内面世界とでもいうべきもの」が主題の作品なので…。


難解〜〜〜〜。


でも。
手塚治虫とか石森章太郎とか、30年前のマンガの巨匠って(もちろん松本零士もその他の作家さんたちもですけど)マンガとはいえものすごく深いテーマの物語を扱ってたなあ、って今更ながらに感心しますね。

あの絵だから、深遠な人類的課題を扱ってても「子どもマンガ」って片付けられてしまいがちでしたけど、例えば手塚先生の「火の鳥」「ブラックジャック」なんかは、哲学的とも言える内容を包含してますよね。

で、当時の若手作家たちは小説でもマンガでも脚本でも、バタ臭い西欧文化に憧れを持ってた世代。戦後の1950・60年代は、おしゃれな外画が沢山輸入された時期ですから、西欧文化の根底に流れる「聖書」に基づく物語作りは「オシャレ」でもありました。今や日本が牽引しているかに見えるSFアニメやゲームに聖書的なネーミングや設定が多いのは、その辺が発祥なんでしょうねえ。



009も、その当時の作品です。


しかも、最初から主題は「善と悪との戦い」。


永井豪の「デビルマン」(原作)とかもそうなんですけど(デビルマンはもうちょっと精神世界っぽいつか、魑魅魍魎色が強い、って感じですけどね)この009は、世界経済を担う必要悪、軍産複合体いわゆる武器商人「ブラックゴースト」を「悪」として、人間の思う「善」がそれに勝てるか否か、というのがメインテーマでした。「善」として存在したくても、戦って敵を殺すことでしか自らを守れないサイボーグ戦士たち。世界を守るためでも、自らが悪の商人たちと同じ振る舞いをしなくてはそうできない、悲しき宿命。そして自らが守ったはずの人々からは「人ならざるもの」として忌み嫌われる。

(ああ、そういえば、手塚先生の「どろろ」もそうだったな〜。
守った相手に化け物となじられる百鬼丸。…こういうテーマは、ブラックジャックで医療倫理の方面へと開花してますねえ〜…)


ともかく、一般社会からははじき出されて、それでもその一般の人々の営む生活全体を守るために戦って来た009たちは、一度冷戦の終結とともにその役目を終えました。
(ここまでが、原作でも一区切りになってます。)

で、石ノ森章太郎が彼らに担わせた次なる戦いが、「人類を悪と認識する、超越した存在との戦い」。
そっから先が、ホントの「善と悪との戦い」になってくわけですが、残念なことに「神々との戦い編」につぐ「天使編」の途中で、石ノ森先生が亡くなられてます。

いや、この、「地球に取って人間の存在が悪」&「それに抗うヒーローたち」っていうテーマはねえ。
どんな作品でも「答えが出ない」命題なんですよねえ…。
そーいや、ウルトラマンガイア、っていうのもそのテーマでしたねえ……。
子ども番組でしか考えちゃいけない命題なのかもしれん、っていうくらいに「答えの出ない問題」なんですよねえ…これ。

しかも、009「天使編」の着想のモチーフになってるのが、「聖書」なんですけども。
その聖書においても、予言的な記述はあれど、現実にこの世界で答えが出ているわけではない。
だからこそ、純粋に物語としてあれこれ考える余地が出てくるとも言える……。






あ〜〜〜…、
ほーら。

難解な上に、ERIの感想も「直接の感想」というより、もっと複雑になって来てるじゃないですかw


ともかく。

この新作009。

「善とはなにか」「悪とはなにか」
それを一元的に観ることの愚かさを改めて思い出しましたし、
色んな思い出が想起されたりそれに影響されたりと、なんだか熱くなれるきっかけになったことは確かです。

ヤマトに戻りたいのはやまやまですが、
実はコアな009ファンとして、何回か感想書いちゃうかも知れない、ってことで、今回はこのへんで………。


拍手[9回]

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よし^^

  • by 77maru77
  • 2012/11/05(Mon)19:54
  • Edit
あえて表に書きます(笑)。おかえりなさい^^


009、映画が言いたいことに、特に文句はないんですけれども。
その考え方の説明が、上手くなかったと思うんですよね~。
長々とした説明セリフに全面的に頼ってた印象が強くて。あれがもうちょい、何とかなってたらなぁ・・・。

Re:よし^^

  • by ERI@Endorphin
  • 2012/11/05 22:23
>77maru77さん

>長々とした説明セリフに全面的に頼ってた印象が強くて。あれがもうちょい、何とかなってたらなぁ・・・。

確かに説明っぽいセリフが多すぎて、30秒でもボーっとしてたら筋が分からなくなりそうでしたね。
……ところがさあ(w)

生みの親の石ノ森章太郎のマンガ自体が、説明チックな上にくどいんですよ(笑)。
そんなに文字多くするんなら、小説にしたらどう??っていうくらい、画面に字が多い。しかも、彼独特の文章を使うんです……^^;
長台詞が名物な石ノ森節。
そこんとこを踏襲してるようにも見えたんですけど、慣れてなければただの「見せ方の下手な映画」でしょうね(笑)。

No Title

  • by みわ
  • 2012/11/05(Mon)21:47
  • Edit
表に書くのは恥ずかしいのですが…少しでもERIさんのご負担にならないようにがんばって表に書きます。応援してますよー。
最近のアニメ作品を見始めては挫折ということを繰り返している私には現在の作品云々という資格はないのですが、最近の作品はファンに媚びているようで、人間ドラマというか骨太の作品はみないように思います。今回の009の映画を制作するにあたって、新スタッフの方々が石ノ森氏が009を通して世間に伝えたかったことをできるだけ伝えようとし、作品に対する敬意を終始失わなかったから、深い物語を描けたともいえるのかもしれません。

Re:No Title

  • by ERI@Endorphin
  • 2012/11/05 22:29
>みわさん

表にありがとう…^^
拍手だと、個々に返事がしにくいので、こっちに書いて下さるとこちらもちゃんとお返事できて嬉しいですよ。

>新スタッフの方々が石ノ森氏が009を通して世間に伝えたかったことをできるだけ伝えようとし、作品に対する敬意を終始失わなかったから、深い物語を描けたともいえるのかもしれません。

神山監督が好きだってわけじゃないんですけど(w)、作者に敬意を払ってモノを作れるひとなのかなあ、って気はします。ヤマトと違って、009は石ノ森章太郎氏の精神の中でのみ生まれて育った作品ですから、何に・どこに敬意を払うべきかが明確だった、ってのも幸いしたのかもしれません。

まあ、そもそもが宗教っぽい作品でしたからねえ。
それがイヤだった時期も、もちろんありましたが。

僕も感動しました~♪

  • by s-ドクター
  • 2012/11/06(Tue)01:03
  • Edit
ERIさん こんばんは♪

僕も009観て終盤で泣きました~!
本当に、色んな意味で感動した作品ですね。

一瞬たりとも気が抜けない作品でしたね♪
ジョーじゃないけど加速装置を起動しないと(ストーリーの先読みをしないと)置いてきぼりになりますよね。

というわけで、3Dで見た後、翌日もう1回2Dで見て復習してきました。

ラストシーンが実に素晴らしい・・・天使の化石のモニュメントが何故地球を回る月の裏側に描かれていたのか・・・それこそ、神山 健治さんが表現したかったことの様な気がします。

地球からは、決して月の裏側を見ることは叶わない・・・003フランソワをして神の声の意味するところが 変わり得る(変容し得る)のと同様に、越えられぬ試練を与えない神に人は何を持って応えるのか・・・テーマの重みが普遍的である所にも感動しました。

009の記憶を命がけで引き戻そうとする003(フランソワ)のシーンは個人的に大好きです!

コスモクリーナーDを起動して古代君を命がけで救わんとしたユキがシンクロしたのは僕だけでしょうか・・・?!

続編に期待したいですね、あるのかな・・・

Re:僕も感動しました~♪

  • by ERI@Endorphin
  • 2012/11/06 01:24
>s−ドクターさん

2199の第3章は、もう一度見よう…って気にならなかったんですが(BDを買ったから、って言うのもあるw)009はもう一度見たい、と思いましたねえ。

>天使の化石のモニュメントが何故地球を回る月の裏側に描かれていたのか・・

これ、想像の余地を残した外画風なラストシーンでしたねえ。
ズバリその理由がなんなのかは明かさないで終わる。善と悪とは表裏一体、時代や捉え方でそれは表にもなり裏にもなりうる。けれど、人知を越えた神の領域においては普遍的な「答え」は既に出ているのだ……と。
そんなメッセージにも思えました。

続編ですか?
うーん、天使編というか、息子さんの書いた天使編の続編「完結編」は小説で出ていますから、それに沿ってアニメが最後まで作られる可能性はありますが…… この映画はオリストらしいので、どうなんでしょうか。

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