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009 : 個人的に「わお!」と思ったアレコレ

「あなたはあなたのままでいい」。

すいません。

そう言って頂けてしまうから、お言葉に甘えてそうしようかと思います…
フタを開けたらとんでもないワルモノかもしれないヤツですが。

引き続き、みなさん、どうもありがとうございます——




********



さて、009です。

ネタバレ…… するのかなあ、ん〜〜、してたら申し訳ないんですけど
一応、話の筋に関係なく、かつての彼らが新作でどんな風に変わったのか、ってとこを書いてみようかと思います。


まず、今回の009を観に行こう!と決めたのは、
ヤマトやらを観に行った時に流れていた予告編のおかげです。

「まるで小さな国連軍だ……」と彼らを評したジャーナリストが
ビル爆破の犠牲になるところで終わるのですが、
この予告編は本編にはまるで出てきません。

DVDとかBDが出る時には、これも重要な導入部として是非入れて頂きたいものですが、そう、確かに冷戦終結までの彼らの存在は、私設義勇軍みたいな位置づけでしたよね。
でも、映画の世界は2013年。
冷戦も終わり、ブラックゴーストは解体。
みんな、何してるんだろう、ってとこから話が始まってますが、
それは話の筋に直結するのでまあ、おいといて。




001

かつては「すぐ寝る」超能力ベイビーでしたよねえ。
おくるみにくるまってたしw
マージャンでいうところのリャンハンしばり?っていうか、「何でもアリ」を防ぐためなんでしょうか、イワンのテレポートはいいところで発動したりしなかったり。

その辺は今回も健在で、計画的に使うことはイワン自身にも出来ない……という、その不安定なPK発動が、ラストシーンへの緊迫感を高めるのに一役買ってました。

旧作との最大の違いは(絵?笑。それはちょっと置いとくの。絵が違うのはもうしょうがないのw)自走式の、しかも大人の胸の高さあたりに座席のあるベビーカー?みたいなのに乗ってる、って事でしょうか。自分のPKで動かしてるんでしょうね。
(……そこを節約すればあるいは、って思ったのは私だけじゃなかろう(笑)……)

かつては、003が抱っこしてることが多かったのですが、 いや…… 5〜10キロの赤ちゃん抱いて走るのって、予想以上に大変ですよ。
旧作のフランソワーズはかなり両腕の筋肉が鍛えられてたことでしょう(笑)。

今回、イワンを抱っこしてるのは、005ジェロニモです。
うん、これ、すごく妥当だと思ったw



002

CVが小野さんだっていうんで、古代くんファンが飛びついてましたがw

ジェットとジョー、という組み合わせは、旧作からずっと「善くも悪くも濃い」関係でした(笑)。
ジェットとアルベルト、のエピソードもマンガにはありますが(グレートがお互いに変身して喧嘩する2人の仲裁をする話)、基本ジェットは仲間内ではジョーと比較的仲がいい。
これは、「ヨミ編」のラスト、最大の感動シーンとも言われてる、ジェットが成層圏からジョーを連れ帰る例のシーン以来、動かせない既成事実w。

今回は、そこを逆手に取った展開で、それだけでも「どうなるんだろう」と気になりましたねえ(笑)。


で、もっと気になるのはジェットの見た目です。

ハナが!!ちっさ(笑)。

つか、普通になったって言うんだなw
そして、オールバックの金髪が予想外に素敵。……あの見た目で、イシュタルとラブシーンしてほしい〜〜〜(分かる人だけ反応してw)。

そして、全身戦闘機へカスタムアップされてます。
どうなんでしょう。私はまあ、それほど抵抗なかったんですけど、
あのフラップとかエアインテークとかを着陸して全部収納したら。………ジェット、全裸!?
ってちょっと引きました(爆)………

それと、原作で「全身金属製のウロコ」に改造されたピュンマが、人間らしさを失った、って慟哭してるエピがありますが(そのおかげで、ピュンマは恋人にも逃げられたりと、散々な目に遭ってますね)今回のジェットの改造はそれの比じゃなさそうです。
………1980年代にあの改造ってのもすごいですけど。
…いいの?ってちょい思いました。
改造人間としての悲哀、は今回はテーマから弾かれてるようです。



003

この人についても賛否両論らしい(笑)ですが……
mixiのコミュとか見てると、分かれてますね〜〜〜〜。

原作や、平成までのアニメなどの003は、「清楚」が基本でした。
どっちかというと00ナンバーの戦士のなかでは「お客様」で、悪く言っちゃうと「足手まとい」だったよね。 けど、今回彼女はひたすら「イイ女」であります。強くてカッコイイ女、でもありました。 家庭的っていう匂いはしない。

そもそも、石ノ森先生の理想の女性は、若くして亡くなられたお姉様が原型、というのは有名な話。それがかつてのフランソワーズでしたが、原作も終盤近くでは、ギルモア研究所に侵入して来た暴漢をこともなげにぶっ飛ばすような強い女性にも成長してましたw。

今回は、そこへさらに、セクシーさが加わった!
ジョーとのラブシーンに度肝を抜かれたかたもおられるでしょうが、
あの2人の置かれた状況を考えたら「ほっといてやれば?」って気になりますよ〜(笑)。

ムチムチスーツの下は黒のランジェリーだし、
赤いドレスの胸元はスターシアより刺激的(笑)。

チームのCICとしての能力と、原作通りのジョーへの献身、それにあのイロケがあったら、もうゲストヒロインっぽいなんて言えません。
私はいいと思いましたね〜〜。



004

いや、面白い位置づけです。
キャラもすごくかっこ良くなったし、ニヒルな感じはそのままだし。
ドイツの特殊部隊で訓練教官やってたそうですが、搭載武器が旧式すぎて、博物館行きになるところだったらしい。……おいおい。

チームの和を乱す行動を取りがちだったアルベルトですが、そういう点では丸くなったかも。
大人な雰囲気になって私的には評価高いです(爆)。
(……でも、銃撃戦で004の手元に飛び散る薬莢を見てて、……そ、そのタマも特注品なんじゃないの!?そんなじゃあじゃあ湯水のよーに撃っちゃって、大丈夫なん??って心配になりました…………)



005

今回、一番カッコよくなったのが実はジェロニモなんじゃないでしょうか……。

見た目の地味さとは裏腹に、しょっぱなから大活躍。
超人ハルクみたいに段階的に見た目が変わるのや、カメハメハを撃っちゃうみたいなイメージの戦闘法もすげえ、の連続でした(笑)。

ただ、ちょっとだけ考えたのは。
原作で顕著だった、「チームいち優しいヒト・ジェロニモ」。
その優しさが、ほとんど際立たなかった……のが寂しいと言えば寂しかったですねえ。



006

わはははは。
……さすがに、原作のあの容貌を他のキャラと同じ水準に引き上げるには、ああするしか……(笑)。 しかも、世界を股にかける飲食店「張々湖」フランチャイズオーナー、名実共にセレブになっちゃってます。

原作で、貧困のあまりに首つって死のうとしたところをBGに拉致された彼ですけど、
時代が変わるとああなるんだなあ(w)。
ギルモア財団に寄付もしてるそうですし。
実質、006がサイボーグナンバーたちのスポンサーだったりするわけですが、そういう設定も面白いですね。

火炎放射の描写が、「すごく威力アル」って分かるのが心強かった。
原作より、ずっと小回りが利くし(w)戦闘能力は確実にUPしてますね。



007

………………う〜〜〜〜〜(笑)。
見た目がすっごいイケメンになってたのはいいんだけど。
出番が〜〜〜〜〜。
そ、それしか言えん……(苦笑)。



008

………………う〜〜〜〜〜〜(笑)×2。
普通の人だったよね…^^;
ふつうのオッサンだった。
ふっサン(違)。

27年の間に、生物学者から考古学者へ転向したんですね。
頭良いのは相変わらずですが、うーーーーーむw




009

彼は主人公なので、やっぱり書くことが沢山あるよね(^^;)。

絵はともかく。
ジョーは、ジョーだったか、というと。
んーーー、まあ、ジョー、でしたね。
うん。


一番「うわああ!!」って思ったのは、
加速装置を作動させてる時の描写ですね〜〜。

原作はマンガなんでともかく、今までのアニメで、
森さんや井上さんや桜井さんが「かそくそーーっっちっ」って叫んでた、あの「必殺技を叫ぶに等しい言い方」がちょっと恥ずかしくってヤだったERIにとっては、今回のボソっと呟くだけの「加速装置…」はすごく良かったです。

絵的にも良かった。

「ああ、こういう風に描いてくれた、こういうのが見たかったんだ!」っていう感動がありました。

戦闘中の相手の動きがスローモーで見えるシーン(は、ちょっとマトリックス入ってましたけど)w。
飛行中のミサイルからミサイルへ飛び移って爆破するシーン。
核爆発から逃げているシーン……
特に、地上を全力疾走しながら背後に迫る核爆発の火流から逃れるシーンは、
「ただ走ってる」んだけどもそれが凄く格好よくかかれてた!!
ああ、ここは原作の石ノ森先生に見て頂きたかったなあ、って心底思いましたねえ。



ギルモア博士

……ハナが、ちっさ(笑)その2w。

杖ついてヨロヨロ歩かれるお姿を拝見して、時間の流れが博士だけは通常だったんだなあ、って痛感しますね。
どんな天才でも、加齢は避けられない。

いっそ、ギルモア博士も脳のチューンナップを受けたらどうよ、と真剣に思いましたが。
だって、サイボーグのみんなは一応加齢しないっていう設定らしいですもん。
司令塔たる博士があれじゃ、ちょっと心もとない……




キャラ別に、勝手な感想をつらつら並べてみましたが、
総合してERIとしては新解釈・新描写とも、プラスだったと思ってます。

マイナーチェンジしたのは……008かな………^^;

まあ、原作で「人間らしさがない」って散々悲嘆にくれていた彼ですから、
フツーのオッサンになれて、彼自身は納得していたかもしれません………





009 個人的に「わお!」と思ったアレコレ 2 へ続く
(続くんかい…。次回は、ストーリーに関する独りよがりの考察、ですw)

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反応してしまう~

  • by 77maru77
  • 2012/11/07(Wed)21:26
  • Edit
しまった、009の話、妙にツボです(笑)。

001
イマドキはパパに抱っこされてる赤ちゃんも当たり前ですしねー。(あっ、005はパパじゃないけど。003がママでもないけど・笑)

002
私にも「2人の絆は深い」という前提があったので、反目していてもどこか安心感を持って見ていられた感じがします。
漫画をまともに読んだことがないのに、何故イシュタルがわかるんだろう? と思ったら、「超銀河伝説」のノベライズに出てきたんでした。むきゃー、イイと思いますっ。(でもあのメカメカしい身体だからなぁ……どうなんだろう・笑)

003
このフラン、私もすごくいいと思いました。ジョーとの関係も好きです。

004
「白目」の表現も素敵でしたよね。
飛び散る薬莢……まったく同じツッコミを入れながら見てました~(笑)。
関係ないですが、2199の「ヒルダ」ちゃんの名前を見たとき、何故か薄幸のイメージを持ったのは「ヒルダ」を連想したからか! と今、気付きました(笑)。

005
寡黙で「む。むむむ。」って力入れてるイメージのジェロニモから、格段に素敵なヒトになっていたと思います!

006
相変わらず「アルヨ」って言ってたのが(笑)。

007
それでも冒頭でかなり長セリフ喋ってましたし、変身能力も見せてくれたし、008に比べれば(涙)。でも喋り方はあんまり好きじゃなかったです。

008
「原子力潜水艦の位置をピュンマが知らせてくれるんだ!」と思ったら違った(涙)。

009
核爆発から走って逃げるシーンは、「あれだけ必死で逃げといて後悔って……」と思わなくもなかったですけど(笑)、絵はホント良かった~~。
「誰がために」のオープニング、走るジョーの横顔がひたすら続いて途中でハラリと涙をこぼしますが、あれの現代版を見せてもらったような気がしました。
女性に甘える様子が2度出てきますけど、ああいうのもジョーらしくて良かったです。

Re:反応してしまう~

  • by ERI@Endorphin
  • 2012/11/07 22:42
>77maru77さん

仮面ライダーと009が、石ノ森章太郎の代表作ですからね〜(笑)。

001が「抱っこされてない」のって、つまりは今回の映画では「彼も戦士のひとり」として描かれてたからだと、勝手に思いました。おしゃぶり持ってなかったしね。でも、終盤では005の腕の中でねんねしてました…(しかし!眠ってからおしゃぶりくわえさせてるって…… おしゃぶりなしで眠れるんなら、そんなもんいらんだろ!ってジェロニモに突っ込みそうになったw)


私は「超銀河伝説」観に行って脱力した派w。しかも、その後の平成版009のアニメはあんまり見てないんです。放映してたんで見てましたが、ほとんど記憶に残ってないw
超銀河伝説のノベライズにイシュタル出てましたか。…ジェットの回想シーンかな?イシュメールって名前の?w
私が連想したのは、原作萬画の「イシュタルの竜」っていう短編です。いやぁ、あの鼻でキレイなラブシーン演じてましたよ〜〜?

それを言ったら、原作ではグレートも、イケメンに変身した状態で病弱な女優志望の女の子とつき合う話がありますが、今回のキャラデだったら変身する必要もないんじゃ?って思いました(笑)

鑑賞前は、あの3D2D取り混ぜたために出来上がった無機質なキャラの顔なんかにちょっと抵抗があったんですが、動いてくれるとその違和感も拭えましたね〜。

書き間違えました

  • by 77maru77
  • 2012/11/07(Wed)21:32
  • Edit
すみません。
2199の「ヒルデ」ちゃん、です。

Re:書き間違えました

  • by ERI@Endorphin
  • 2012/11/07 22:43
>すみません。
>2199の「ヒルデ」ちゃん、です。

ハイハイ、大丈夫です、分かってますよ〜〜^^

イシュタル

  • by 77maru77
  • 2012/11/08(Thu)21:23
  • Edit
009ネタに食い下がってすみません(笑)。

「超銀河伝説」の映画自体はわりとどうでもいいんですけど(はは)、若桜木虔さんのノベライズは上下巻で結構いけますよー。
ジェットの回想シーンがあって、イシュタルとかエンキドゥとか出てくるので、「イシュタルの竜」のエピソードだと思います。
このノベライズ買ったのは中学生の頃で、002のラブシーンが当時の私には衝撃だったんですよね。それで覚えてた(笑)。

キャラクターの顔色の悪さが、私は気になってました(笑)。これも動いたら違和感なかったです。「動く」ってすごいんだな(笑)。

石ノ森作品のラブシーン

  • by ERI@Endorphin
  • 2012/11/10 22:37
>77maru77さん

いえいえ^^

私は石ノ森章太郎(最初にファンになった頃は、イシモリショウタロウ先生、でしたw)マンガを見て、漫画家になりたい!って思ったクチでしたが、実はラブシーンとなるとどうも石森作品は「向いてないよな」っていつも思ってたんですよ、実は…w

手塚先生のラブシーンに比べて、生々しいの(w)
下手、って言うんじゃなく、「向いてない」……描き方に違和感ありまくる。
 生理的なもの、だと思うけど(爆)。
佐武と市捕物控なんかの「オトナまんが」でのラブシーンならいいんだけど、もともとが子ども向けだった009で、ラブシーンってのはホントウは(^^;)なんだよw 個人的に。

今回のキャラデは、そこんところを上手く解消してたと思う……んだけど、その理由はやっぱり彼らが石ノ森デザインじゃなかったから、なんだと思うと複雑。^^;

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